ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

西国三十三所 最西端圓教寺1

2017年04月13日 21時21分39秒 | ウォーキング

さて今年の花見もも少しありますが、
ちょっと前の歩きの話題に戻りましょう。

さて、天空の城を訪ねた後、
次に行こうと思っているのは
西国三十三所第二十七番の

書写山圓教寺
(しょしゃざん えんぎょうじ)です。

西国札所の中では
もっとも西側にあるお寺ですね。
性空という僧の創建。
山号の書写山は素戔嗚尊(すさのお)が
一宿したことに由来しているといいます。

また、圓教寺、
今風に書けば円教寺は
花山法皇の勅願でついた名前だそうです。

花山法皇。

そうあの熊野古道の
牛馬童子に乗ってた人のモデルですね。



また熊野古道の千里王子には
彼の歌の碑もありましたねえ。

17歳で即位し19歳で出家して
退位した大変好色な王子でしたが、
西国三十三所の
中興の祖といわれています。

まあなのでここも
三十三所のひとつなんですねえ。

竹田城のところからは、
但馬街道と並行に走っている
播但連絡道路を一気に
南下していきます。
距離的には60~70キロくらい
あったようですねえ。

ちょっとお寺の納経時間とかもあるので、
それも気にしながら向かっていきます。

意外に町中なので
車の多い場所を通って
お寺の駐車場に到着です。

円教寺はここから登り始める
山の上にあります。

歩いていく道もあるのですが、
この時、時刻は3時半。
地図を見ると、
一時間程度かかるかもしれないので、
もし納経が4時半までとかだと
歩いていくのはやばそうなので、
行きはロープウェイで
上がっていくことにしました。

帰りは歩きね。

実はここにはねえ、
40年近く前に両親と来たことがあるのです。

僕が免許を取って初めてのころの運転でね。
夏休みか春休みに高速道路を
ビューンと飛ばしてやってきたのだ。

たぶん僕の中国道運転初体験だっただろう。

両親と近所の人二人を乗せてやってきた。
朝早くに出たので到着すると、
ロープウェイもまだガラガラだったな。

で、生き返りロープウェイで
往復したのだが、
帰りにおりた駅を見たら
これから乗ろうという人で
大渋滞になっていたな。

早くきて大正解でした。

片道だけ乗って帰りは乗らないで
歩いて帰るので、
往復切符を買わずに片道だけ切符を買って、
そのロープウェイに乗って上がっていきます。



この日乗っていたのは
他の乗客は4人だけでした。
このロープウェイからは
景色もよく見えますよ。



姫路の町も見えてきます。



ロープウェイの内部を
いろいろ眺めていますと、
こんな表示もありました。



ゴンドラが途中で停止になった場合の
救助の案内です。

ウヒャ―、ロープにぶら下がった
入れ物で上から降ろされていくんですねえ。
メチャ、スリルありそうですねえ。
止まらないように
御本尊様のご加護がありますように。

そんなことを考えながら、
数分乗って上の駅に到着します。



でもねえ、まだここから
しばらく歩かないと
納経所にはつきませんね。



足の悪い人用に、
有料の車も出ていますが、



doironはここから歩いていきましょう。

ああ、そういえば両親と歩いた
この道は何となく記憶にありますねえ。

当時の年齢を考えてみたら
今の自分よりずっと若い両親でしたね。
石のごろごろ転がる道を
歩いていったのを思い出します。

そうそうこの参道には、
両脇に三十三所の本尊の
石像が順番に並べられています。



当時もこういうのはあったのかなあ。

で、案内を見たら高野山開創
1200年記念と書かれてあったから
最近の取り組みですね。

途中には見晴らし台がありました。

地元の畑には、菜の花が
植わっているんですかねえ。
きれいな黄色に輝いてましたよ。



で、ふとそこにあるベンチを見たら、
手書きで景色の案内が書かれています。



それによるとここから
姫路城が見えるようです。

探してみましょう。

続く