陽だまりに見つけた
一輪の桜の花。
お日様に誘われ
暖かい春風に呼ばれ
春の雨をいっぱい注がれ
いよいよ咲き始めました。
doironも今日、辞令をもらって
いよいよ新しい春の始まりです。
辞令と花束を手に、自席にて
フルマラソンどころか
ウルトラマラソンどころか
なんと32年間走り続けて
今日、一つのゴールを迎えました。
稀有な経験をした裁判の仕事。
大阪で一番となった思い出。
新聞社に追い回された思い出。
政治の世界に触れた経験。
子供たちに給食を出せるようになったこと。
途中で息絶えそうにもなったことも・・・
山あり谷ありの32年間でしたが
ゴールは華やかさもなく、
淡々と迎えました。
いろんな人に支えられ
熱い友情に呼ばれ
深い愛情を注がれ
新しい春の新しいdoiron桜も
いよいよ開花間近です。
トライアスロンの友達からも
言葉をもらいました。
一人からは
「ゴールは終わりじゃなくて
また次への始まり」と。
そうですね。新しい春を迎えて
本当にこのゴールは
新しいスタートだとワクワクしています。
そしてもう一人からは
「レースでいうと、まだまだバイクフィニッシュ
ぐらいでしょうか」と。
う~ん、まさしく!
これまでの職務という
バイクを置いて
これからは自力で走り始めます。
「新しい春に」 by doiron
「ありがとう」という言葉
新しい春に聞くと
あなたのおかげで私は生きてこれた。
そして、あなたのために
これからも生きていくんだ。
そんな感謝と決意に満ちた
なんて力強い言葉に聞こえることか。
新しい春に聞くこの言葉だからこそ
あふれんばかりの思いやエネルギーが
大地を割って次々芽生える命のように
春の野に、人々の日常に響くようだ。
「さようなら」という言葉
新しい春に聞くと
またいつか会いましょう。
それまではお互いきっと元気でいよう。
そんな希望とエールに満ちた
なんて優しい言葉に聞こえることか。
新しい春に聞くこの言葉だからこそ
こみあげる友情や激励が
大地をわたり、空をめぐる風のように
春の野に、人々の日常に吹き渡るようだ。
人が生まれる、と書いて
「人生」という。
人が生きる、と書いても
「人生」という。
新しい人が生まれ、
新しく人は生きる。
新しい春に。