ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

定期健診2012春

2012年03月28日 22時09分21秒 | 最近の出来事

昨日は、今年度最後の定期健診であった。

血液検査などはなく楽勝であったが、
予約が午後からであった上に、
午前中に別の用事があったので
一日年休をとることにした。
休みは腐るほど残っている。
もう今月なんか全休でもいいほどであったが、
そうもいかない。

立つ鳥跡を濁さずというではないか。
もうかき回すだけかき回して、
泥田から飛び立つほど濁しているけど・・・。

今回は退職に伴って健康保険証の切り替わり時期があるので、
4月に予定を入れていた定期健診を、
前倒しにして診てもらうことにしたのである。

午前中に予約の診察券を入れた後、
結構激しく動き、
午後に病院に入った。
体調は全然悪くない。
先日も駅伝で走ったし、
すこぶる快調である。
難を言えば、送別会が続き肝臓にかなり
負担がかかっているのではないかという
心配がないわけではないが
今回はその検査もない。

予約時間の30分以上前に病院に行き
待合室に座っていると、
やがて主治医の先生の
診察室入りが遅れていると案内があった。

医者はいいねえ。
遅れても文句を言う人などほとんどいないだろうて。
doironなんかは時間が決まっている会議だと
たいてい10分前には会議室に入っているもんね。
まあ、医者だから急きょ手術が長引いたとか、
入院患者の容体が急変したとかあるんでしょう。

命に係わるから仕方ないか。
などといい方にとらえて、
一日休みをとっていることだし、
あわてないのでのんびりと待つことにした。

この病院は待合室の窓から、
大きな桜の木が見えます。
あと10日もすれば、
見事に窓いっぱいに桜が咲くんだろうな、
今年はどんな花見をしようか、
などと考えながら座っていたら
いつの間にか眠ってしまっていた。

かなり深い眠りであったように思う。
目が覚めたら、隣に知り合いが座っていた。
「doironさんいびきかいとったで」だと。
え~、恥ずかしい~。
あまりに恥ずかしいので、
「この病院、もしかしたら
麻酔が漏れてきてるんじゃないか」
と強がりを言ってやった。
周りの人もきっと笑っていただろう。

それより、眠っている間に名前を呼ばれていたらどうしよう
と心配になったが、周りをみると
先に来ていた人で、
まだ呼ばれてない人もいるようなので一安心。

いくらなんでも名前を呼ばれたら起きるだろう。
と思いつつまたもやうとうとしてしまった。

本当にうすい笑気ガスが漏れているかもな。

いっそ、広いおでこに名前と
「名前を呼ぶときは起こしてください」と
紙に書いて貼っておこうかと思うくらい眠かった。

午前中激しく動いた疲れがあったんだろう。

そうこうしているうちに、
「doironさん、中待ちしてください」
と声がかかった。

この中待ちという制度は
多くの病院にあるようだが、
何か意味があるんだろうか。

無用に中待ちスペースが必要な分、
部屋割り的にみても無駄だと思うのは、
今の会社でなにかと切り詰めさせられている
悲しい性(さが)なのかもね。

しいて言えば、
順番が明確になるのと、
一段ステップアップしたぞと思わせて、
待ち時間の長さを紛らわせるという
効果くらいはあるかもしれないけどね。

と、ここまで長い時間と
長い前置きをしましたが、
順番が来て診察室に入ったら、
あっという間に終わりました。

聴診器を胸と背中にあてたのと、
血圧を測ったくらい。
血圧は122-86とほぼ正常値でした。
そして「どうですか?」と一言聞かれ、
「何も」といったくらいで、
次の検査を含む予約日をとってもらった。

これで終わり?
あまりに簡単じゃん。
あれだけ待ったのだから(寝てたけど・・・)、
ひとつでも何か聞いて
元をとってやれと思って言ったのが、

「先生、もしカテーテル検査して
症状がみられなくても、
翌日に急に発症することはないんでしょうか」。
という言葉であった。

先生は、検査しても意味あるの?
と言いたげなdoironの思惑を察してか、
苦い顔をして

「それは残念ながらありうることですね。
でも徐々に症状が進む場合があるので、
そんな場合は途中経過をみて
警告を発することはできますね」だと。

ま、つまり病気であることは証明できても、
健康であることは証明できないということだな。
そりゃそうだね、
どんな病気も、検診の翌日に
発症することも可能性としてあるのだからね。

ごもっともである。

いくら医学が発達しても、
人間明日はどうなるかわからん
ということがよくわかった健診となりました。

次の検診は6月です。

おしまい。