ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

人間ドックのわだかまり

2007年10月30日 23時41分02秒 | 最近の出来事
ジャズマラソンの翌日に
人間ドックに行った。
今回はかつて行ったことのない
初めてのクリニックでの受診だ。
いつも同じところだと
経過がわかっていいけど、
新しいところで
また違った目で診てもらうのもいいよ
という友人のアドバイスで決めた。

満員の通勤電車に揺られていった。
つり革を持っていたのに
駅ごとに増えてくる乗客に圧されて移動。
つり革から手が離れたものの
挙げた手が下ろせない。
毎朝こんな通勤電車に
揺られている日本のサラリーマンてすごいなあ。
見ているといろんな人がいたよ。

人と人のわずかな隙間で
携帯ゲームをしている人。
文庫本サイズにまで折り込んだ
スポーツ新聞を
起用に操作しながら
記事を追ってるサラリーマン。
ミスターマリック並ですな。
きてますっ、きてます!

OLもすごいよ。
手鏡を見ながら
化粧の微調整。
こんなに揺れているのに
まるで神業。
ゴッドハンドですな。

そんな観察をしているうちに
電車は最寄の駅に到着。
吐き出されるように
電車を降りて、
駅に直結しているホテルにある
クリニックへと向かった。

受付は8時10分~40分と
案内書にあったので
大体計算どおりに
8時20分頃に着いたら、もう
すっかり先客でにぎわっていた。
見ると男の利用者の
ほとんどが、スーツ姿。
ジーンズに長Tのわしが
かなり浮いてたな。
日帰り健診とはいえ
ほぼ半日で検査は終わるから
皆さんのスーツは
午後からの仕事に備えているんですな。

ご苦労様です

さて、このクリニックの
よかったところを
まず挙げてみよう。

その1
注射が上手だった。

わし的には
「え、もう終わったの?」ぐらいに
痛みの無いのがいいなあ。

その2
検査の結果が
最後の医師の問診時にもう出ていたこと。
さすがに、背後に
大きな病院が控えているだけのことはあるな。

そして
よくなかったところは、
というとこれが
枚挙に暇がない。

その1
尿検査の案内が不十分。
トイレに行くと
自分の名前が書かれたカップが
置かれてある所までは
まあまあ人件費の削減だろうと
許せたのだが、
そのカップを手に取り
さあ採取しようとしたときに
どれくらい採ればいいのかわからないのだ。
カップに標準線が引かれてあるわけでなし、
トイレの壁に
解説が張られているわけでもない。
まあ、わしくらいの歳になると
何十回と尿検査をしているから
大体の量的なものはわかるが、
経験の少ない若い人なら
なみなみと注ぎ込むかもしれないやん、ねえ。
そういう説明まで省いちゃいかんよ。

その2
「他の利用者の迷惑にならないよう
お静かにリラックスしてお過ごしください」
くらいの、張り紙や説明が欲しかったなあ。
ドックって、朝の受付順で
検査が流れていくわけだから
大体周りにいる人は
いつも同じ顔ぶれなわけだ。
そのうちの一人に
ぺちゃぺちゃ大きな声でしゃべる奴がいて
「俺はお前の話に聞きに来たんじゃない!」って
注意したかったけど
先の張り紙や説明が
ないもんだから、
「そんなの関係ない!」って言われたら
反論でけへんやん。
半日、騒音に耐えることを
余儀なくされたよ。

その3
最後の医者の問診で
腎機能の数値と
尿酸値が高いといわれたほかは
ほとんど問題なしと言われたよ。
しかし、静穏時の心電図までが
異常無しだったのには
少々驚いたな。
やはりわしの場合は
負荷心電図が必要なんかなあ。
そんな相談をしたら
「かかりつけで診てもらってください」
だって。
何のための検査なんだか、どうなんだか。
そしてその問診の最後に
「じゃあこの検査表を受付に提出してください」
といわれたので、
そのまま受付に持っていったら
「着替えてから最後に持ってきてください」
というではないか。
ムッとしながら
「そんな説明は今はじめて聞いたけど」って
言ってやったら
横にいたベテランらしき女性が
謝ってくれたので
許してやることにした。

ま、そんな風に
全体的にリピーターには
常識なんだろうけど
初めての利用者に対する案内が
と~~っても
不十分なクリニックでしたな。
変なわだかまりが残った
ドック受診でした。

え、ところでバリウムはどうなったかって?

ご安心ください。
その白いわだかまりは
即日排出しましたから
ご心配なく~。