徳之島滞在中、僕らの宿となったのが
金見荘
職場の宿泊補助券が使える宿ということで
近所の旅行会社に押さえてもらった。
うたい文句は
「浜まで0分」
一階のテラスは
浜辺に張り出し、
まさにうたい文句どおり。
宿のパンフレットより
テラスから飛び降りたら、
そこは白い砂浜と
東シナ海のサンゴの海。
民宿だけど、ロケーションは抜群!
南の島には
最高の宿でした。
写真の二階部分の奥に見える
右から2番目がワシらの部屋。
その眺望は、言葉では尽くせないものでした。
画面の右中央やや下に写っている二階建てが金見荘。(近所の展望台から)
そしてこの宿の特徴は
料理がとてもおいしかったこと。
これは、宿の周りに店が
何もないため
仕方なく注文した昼飯のカレー。
これがまた絶品でした。
夜はこの地方独特の料理、
鶏飯(けいはん)。
ご飯に鶏ささみと
金糸たまごと
しいたけを載せて
スープをかけて食べるもの。
最終日は、イセエビが出ました。
しかしこの宿の素晴らしかったのは
そんな立地条件や料理だけではなく、
実は同じ時期に
泊っていた選手達が
とっても愉快な連中だったことだ。
出張ってきているのが
S井さん。
居酒屋をされているとか。
話していたら
ワシと共通の知り合いの名前が
出てくるわ、出てくるわ。
もうそれだけで
すっかり知合い気分になるもんやんね。
そして
真ん中の白い服が
U政公社のM戸クン。
来る時に同じ飛行機に乗ってたらしく
迎えに来た宿の車に
同乗していたところから知合った。
やたらテンションの高い若者。
ま、彼に言わせたら
わしら3人の方が
テンション高かったというやろうけど・・・。
その後も彼は
ワシらに付きまとい
ギャグを飛ばしまくった。
明石出身と聞くや
わしらみんな口を揃えて
「タコくさ~い」
彼もその気になってましたな。
しかし、いつもワシらを気にかけてくれていて、
レースの結果表を
大会事務所から持ってきてくれたり、
宴会には必ずお呼びにきてくれたり
とってもいい奴でした。
レース当日が誕生日だった彼。
閉会式では特別賞をゲットしてました。
よかったねえ、M戸ちゃん。
頭にタオルのおじさんが、デジさん。
酔うと、歌と踊りが始まる人。
朝起きてきたときには
「昨夜のワシの言動はわすれてください」
だって。
そりゃ無理というもんだぜ。
あんな強烈な個性は、忘れられましぇん。
そして、この写真のデジさんの横の横
少し顔をこちらに向けているのが
F本クン。
ほおっておいたら
しゃべり続ける特技の持ち主。
テンション最大級の人でした。
しかし、彼もN川クンのランを
励ましながら引っ張ってくれたらしい。
みなさん、いい人ですな。
この写真には
大物が二人写っています。
一人は真ん中のシロ本さん。
話しかけたら、カーボパーティの
料理をほおばりながら
マシンガンのようにしゃべってくれました。
宿が別でよかったかも・・・
そしてもう一人は
画面の右端のS根さん。
先日の宮島パワートライアスロンの
年代別優勝者。
今大会でも年代別優勝でした。
広島出身のS根さん、
金見荘では「主」的存在でした。
なにせ、徳之島は今年で
18年連続だそうです。
そこでワシが出た14年前の
リザルトを見てみると
500人中26位。
年代別2位でした。
その強さをずっと維持している
原動力は何なんでしょうねえ。
来週、皆生でもお会いするはずです。
他にも個性的なメンバーがいっぱいいました。
ワシの後の若夫婦はW原クン。
二年前の皆生のフィニッシャーを着ていたから
声をかけたら、
知り合いの知りあいでした。
10キロを32分台で走るという彼。
でも皆生みたいな暑くてハードなコースは
二度と行きたくないとか。
そんなこといわずに
また応援の可愛い奥さんと
皆生に挑戦してくだされ~。
レースの夜も、宴会でした。
じゃみせんの使い手が
わざわざ宿に来てくれて
沖縄民謡などで、大騒ぎとなりました。
じゃみせん演奏の人の後のボードは
金見荘から、県道に出たところが
バイクコースになっていて、
そこに張り出してくれていたものです。
みんなそれぞれ、絵を書き込むのですが、
左最上部のワシの名前の横には
ハイビスカスが・・。
もちろん、明石のM戸クンの
名前の横には
タコの絵が描かれてありましたって
わしが書いたのじゃ~。
えっ、それより右の海老が気になるって?
そう、あれはトラエビというそうなんです。
絵じゃないんですよ。
どんなのか興味のある人は
いちど金見荘のHPを
チェックしてみましょうね。
レースも楽しかったけど
この宿での毎日が
ほんとにとても楽しかった。
金見荘の皆さん、ありがとうございました。
一生の思い出になりましたあ。