ハブ ア ナイス doi!

いつまで続くのかコロナとの戦い。
全て解放されて、もっと、もっと
心から楽しまないとねえ。

ただゴールのためだけではなく

2007年07月03日 23時56分14秒 | トライアスロン

昨日、トライアスロンから帰ってきた。
第20回徳之島トライアスロン大会。
南国の離島の空気は
普段呼吸している空気とは
全く違い、
まるで別世界に足を踏み入れていた、
そんな4日間だった。

一日4便の飛行機が到着する
徳之島空港は、
トライアスロン1色。
大きな横断幕が
僕らを出迎えてくれた。
これが、選手の三人。


今回のレースは
自分のゴールのためだけでなく
トライアスロン初挑戦の二人を
ゴールさせてあげることだ。
結論から言うと
二人は見事に完走を果たした。
僕が思っていたより
もっと簡単に
ゴールラインを越えてくれたのだ。
男はN川クン。
水泳部出身で
水泳のインストラクターをしていた。
歳も30歳を超えたばかりと若い。
女性はご存知T川さん。
エアロのイントラで
元気一杯のお姉さんだ。

空港に迎えにきてくれていた
宿の車で受付会場に行き、



そこに届いていたバイクの梱包を解いて
早速組み立てた。



離島のトラはこれがあるから
面倒やね。
帰りも朝早い飛行機だから
レース当日に
バラして梱包しないといけないしね。

それにしても
着いた当日からの暑さは
なんじゃこりゃ?!
って感じだ。
ただ事ではない暑さなのだ。
日向に少しでもいようものなら
体中に紫外線の矢が刺さってくるみたいだ。

その日の宿は
レース前々日とあって
みんなはしゃぎまくりで
飲み放題の黒糖焼酎で
超盛大なパーティとなった。
どうしても大阪の三人は
目立ってしまうのだ。
泊った宿は
金見荘という民宿なのだが、
宿泊客は選手関係ばかりで
あっという間に全員が
仲間になった。
この金見荘の住人達の話は
別に書くとして、
その日は死ぬほど盛り上がって
メチャメチャ楽しかったよ。

さすがにレース前日の
土曜日の夜は
僕らは早く床についたが
前日のハチャメチャ野郎たちは
遅くまで騒いでいたらしい。

レース当日も
朝日が昇った瞬間から
紫外線と赤外線と
可視光線と
ありとあらゆる光が
一気に降り注ぎ始めた。


これは宿のベランダから見えた朝日。

案の定、レースは
酷暑の中で行われ
はげしい消耗戦となった。

スイムは泳げども泳げども
進まない流れと
結構なうねり。
バイクは、平地がほとんどなく
登りか下りしかないようなコース。
予想はしていたけど
かなりハードなコースだった。
皆生の大山部分だけを
切り取ったようなコースだったなあ。
ランも日陰がほとんどなく
アップダウンの連続コース。

初めての二人にとっては
かなり過酷なレースだったかもしれないけど、
それだけにゴールの感動は
ひとしおだったろう。

おめでとう、おふたり

これで君達も胸張って
「自分はトライアスリートだ」
と言ってください。
そして
大きな自信にもなったはずだ。
ていうか、十分自信に思っていい
内容だったと思う。
トライアスロンは
ゴールのためにだけ
あるんではなくて
そこにいたる道のりが
トライアスリートを目指す日々が
ほんとに素晴らしいんだと
分かってくれただろう。

二人の感動は
こちらにもビンビン伝わってきて
うれしかったなあ。
僕も感動したよ。

それにしても
レース時の写真のないのが
残念ぢゃ。
あちこちでカメラを
構えていたから
手に入れたら
また紹介するとしよう。

レースが終わって
今は
傷めた膝下と



焼けた背中を


いたわりながら
これを書いている。

トライアスロン徳之島編は
もう少し続きます。