雑記帳

日常の出来事や、読んだ本のあらすじや感想など書いています。

「明日の記憶」を観て

2006-06-18 21:07:41 | 最近の話題
「明日の記憶」を観ました。
いろいろ感想は聞いていました。
それでも悲惨で疲れきった人たちが描かれる
だろうと予想していましたが、さらりと描かれて
いました。
一番つらいのは最初のころ、病名がわからず
物忘れがひどくなりどうなってしまうのだろうと
いう時ではないかと感じました。
この人は発病するまでの間仕事に打ち込み達成感の
あった人生だったと思います。
その間家族を大事にしなかったにもかかわらず
離れてゆくことなく、ずっとそばについていて
くれる家族がいてとても幸せな人です。
夫人が夫の発病後に仕事を持ち、スキルアップ
してゆくという生き方をすることに感心しました。

発病してもそれで人生は終わりではない、
生きているのだと思わせてくれました。

自分がアルツハイマーになったら、うーん、
しかたがないと思うしかないです。
ただまわりの人たちに迷惑をかけるだろうなと。
生きていくのもたいへんですが、死んでゆくのも
たいへんです。

コメントを投稿