雑記帳

日常の出来事や、読んだ本のあらすじや感想など書いています。

ビルの引越し

2008-04-28 21:27:50 | テレビ・新聞から
木造の家を移動させるのは実際に見たことが
あります。
家を移動させるのは木造の家しかできないと
思っていました。

日曜の新聞を見て驚きました。
鉄筋コンクリートのビルでも「曳家(ひきや)工法」で
移動させることができるということです。
4階建ての鉄筋の校舎を移動させた学校が紹介
されています。
机や椅子などを校内に残したまま重さ2500トンの
校舎を3日かけて4メートル移動させたそうです。

でも移動させてずっと使うというわけではありません。
新しく校舎を建てる間、古い校舎を移動して
使用し続けるためです。

仮校舎の建設や解体、引越しの費用を考えれば
費用は従来と変わらないということです。
仮の建物を解体した時に出る廃材の処理に
悩む必要がない分この方法がいいのではないかと
病院、工場の移動時の用途拡大を期待していると
いうことです。

国内最大級の曳家工事が03年の首相官邸の移動
だそうです。約2万トンを2週間かけての移動です。
なあんだ、昔からあったのですね。

学校や病院などは伊勢神宮を見習って建て替えが
うまく出来るよう最初から配置しておけば
いいのにねぇ。