雑記帳

日常の出来事や、読んだ本のあらすじや感想など書いています。

ある会社

2008-04-16 20:30:54 | 昔話
以前小さなIT企業に勤めていました。
本社は東京にあって名古屋は社員数人という
会社です。
私が入社する数年前には一世を風靡した製品を
開発しました。技術力はあったのです。
その後は鳴かず飛ばずです。

社長は会社を起こす前は企業向けの講習会を
開いて資金を集めたということです。
社長本人からきいたわけではないので本当か
嘘か知りません。
なんでも毎日風呂敷いっぱいの現金を無造作に
包んで帰ったというほど儲かったとか。
嘘っぽいけど武勇伝としてはおもしろいです。

こんな会社日本中探してもあるかというような
いい加減で気が狂いそうなところでした。
文才があればここで見聞きしたことを書いて
いれば一生題材に困らないだろうというほど
数分きざみで刻々状況が変わっていきました。
テレビドラマより展開は速かったです。
10分後には正反対の方を向いて歩きだすのは
毎度のことでした。
まともに取り合っていたら頭が爆発してしまい
そうでした。

残念ながら何がどうなったか伝える能力が
ありません。
少しは書き残したいと思うのですがどのように
したらあの状況を表せるのか、やはり力が
ありません。


ふと昔のことを思い出したので書いてみました。