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“ゴマ(胡麻)”の花が今綺麗です

 今年はどういう訳か “ゴマ” があっちこっちの畑で、植えられているのを見かけます                                          先日買い物に出かけたスーパー駐車場横で、ずらーっと行儀よく植えられた“ゴマ”に、花が一杯咲いているのを見つけました

“ゴマ(胡麻)”の起源はアフリカサバンナ地帯といわれ、ナイル河流域で5000年以上前から栽培されてきたといわれ、日本では縄文時代の遺跡からの出土した記録があるといわれています

そんな途轍もない程昔から人類と付き合って来た主食以外の植物としては、“ゴマ”以外にはあまりありません                                                                                     それは”旱魃(かんばつ)に“胡麻”の不作なし”と言われるほど、“ゴマ”が高温の気候やカンカン照りに強く、水分がなくてもよく育ち、更には収穫した実の保存性が優れているからだと思われます

今年あっちこっちで栽培されているのは、3・11の東日本大震災による教訓からでしょうか!?         

草丈は約1~1.5mになり、葉腋に薄い紫色 の花をつけます・・・白い花もあるそうで、白花“ゴマ”は「白ゴマ」が、薄紫の花には「黒ゴマ」が出来るそうです

“ゴマ”の花の花冠は筒型で、先端が外側めくれ、更によく見ると少し5つに割れているように見えます

アップしてみると、雨上がりで花弁の縁に残った水滴がキラキラして、優しい色合いがとても似合ってみえます                                      

 

“ゴマ”の花は下から上に向って下向きに咲いていき、茎の下の方から細長い果実ができます                        食用になるのは中の種子ですが、果実を食べるのでなく小さな種を食べるのを発見したのは面白く思えます・・・何せ小さな粒に栄養源がギューッと詰まっており、「食べる丸薬」と中国では呼ぶそうですが、言い得て妙ですね

こんな役立つ“ゴマ”なのに、「ゴマをする」・「ごまかす」などと喩えのよくない印象があるのは何故なのでしょう!?

“ゴマ”の花言葉は、「 いたわり 」、 「 思いやり 」 らしいのですが、はっきりはしていません

 

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