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“蓮”の花 を見に行ってきました  

今日から暑くなるようですが、ここのところ低気圧の影響でちょっと涼しい日が続いていました                                                      先日雨まじりの日でしたが、群馬・榛名山麓にある「渋川運動公園」に行って来ました  

今年の冬、園内の池に咲く “蓮”の冬姿 を見ましたので、盛花が見たかったのです

寒々とした冬姿とは打って変わって、雨の降る中で、沢山の“蓮”の花が瀟洒な姿で咲き始めていました

例年覗きに来るのですが、今年が一番沢山咲いているように見えました                                              割に強い雨が降っていましたので、開こうとしている花びらがちょっと可愛そうな感じです                    でも実は水を得て、“蓮”の花の沐浴図なのかもしれませんね

大きく開いた“蓮”の葉が、咲いている蓮の花に差し掛ける傘のように、降りしきる雨を一杯に受け止めています

葉の上にたまった水滴は葉の表面張力による撥水で、丸で生きているように、ゆらゆら動いています 

                                              一杯に水滴を受けている姿です        蓮の花が、水滴の貯まるのを見ています

葉の上の水滴の量が増すにつれ、“蓮”の葉はゆっくり大きく揺れながら、まるで「獅子脅し(ししおどし)」のように水をこぼします                                                                                                 水を流す瞬間をじっと待って、「 はい!! パチリ! 」 しました   

 

   “  ツクバイに  おつる水の音  蓮の花  ”       ( ダッペ )

   “  静雨(しずあめ)に 蓮の花びら  そり返り ”     ( ダッペ )

 「万葉集」で見つけた歌一首 (巻16ー3837)を紹介します

     “ ひさかたの 雨も降らぬか はちすは(蓮葉)に たまれる水の 玉に似たる見む ”

 

 

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