日々の雑感記によるヘボ・マイ趣味紹介です。
ダッペの悠友ライフ
ウドの花咲く頃・・・花言葉は、「おおらか」です
先日群馬榛名山麓を 走っていて、タラノキが花開いていたよと紹介しました
同じ場所で、ウドの花も咲いていましたので、パチリ!! してきました
ウドの名は本来は「生土」の意味で、土から芽が持ち上がるように出てくることを表わした名前だとか、「埋(ウズ)」から転じたもので、土の中の芽を食べることからきているとも言われています
どちらの由来も、若い芽が独特の香りと苦みがあり食用になるのが、名の意味につながっているように思われます
ウドと名前に付く花はシシウド、ハナウド、オオハナウドと、幾種類かあり、花は白く花火みたいな咲き方をするのが似ています
しかしウドはウコギ科で、あとはセリ科に属しています
若い芽は香りが良く山菜として春先採って食用にされますが、花が咲くくらいまでになるととても大きくなり(➝丈は2~3mほどにもなります)木質化してかたく食用にならなくなります
このため、”大きいばかりで役に立たない” として「ウドの大木」のことわざができました・・・但し大木と云うけど、樹木ではなく草本です
ウドにとっては、食べれなくなったからと何とも馬鹿にした話ですよね
尚、ツボミのついた花序や、茎先の若芽や新葉は十分美味しく食べれますから、馬鹿にするなって!!
雑木林の中で、咲いていた花を見てください
ウドの葉は、大形の2回奇数羽状複葉で互生しています
奇数羽状複葉とは、鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成されるもののことを言います
小葉の形は卵形で、縁にはぎざぎざ(鋸歯)があります
8~9月になると茎先に球形の散形花序(➝たくさん枝が出て、先に1個つずつ花がつく)を出し、淡い緑白色をした小さな花がたくさんつきます
花はすでに果実ができ始めていたので、花姿がよくわかりませんでしたが、両性花からなる花序と雄花序とがあり、 花径は3mmくらいと小さく、花冠は5つに裂けているといいます
雄しべと雌しべは5本ずつあるそうですが、拡大して観察してもそんな感じではなく、今度もっとよく観察して見ます
ウドの漢字は「独活」と書き、俳句では、「独活」は春の季語、「独活の花」は夏の季語として詠われています
こんな句等を見つけました
「 世をすねて 秘かに咲きぬ 独活の花 」 ( 宮脇美智子 )
「 山淋し 萱(かや)を抽(ぬき)んで 独活の花 」 ( 島村 元 )
ウドの花は群生しないので、咲く様子はあくまでも寂しげなんですね
ウドの花にも、蜜がとても出るようで、虫が沢山集まってきます
キンバエが、吸蜜に来ていましたが、君には来てもらいたくない感じがしたのは、身勝手な話ですね・・・ハエ君ごめんね!!
ウドの 花言葉は、「 おおらか 」、「 淡泊 」、「 忘れてしまった思い出 」 です
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