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タラノキの花咲く

 先だって群馬・榛名山麓を走ってきました  

 伊香保温泉  近くの公園の自然林縁で、タラノキが花開いているのを見かけました

タラノキ(楤木、桵木) はウコギ科の落葉低木で、高さは2~4m程になり、幹はあまり枝分かれせずにまっすぐに立ち、樹皮には幹から垂直に伸びる棘が多くあります

日当たりの良い山野に生える先駆種で、伐採跡地や林縁に多く見られますが、山地では、林道沿い、特に林道が沢と交差する付近に多いようです

     公園内雑木林縁で咲き始めているタラノキ

 タラノキの葉は、奇数二回羽状複葉で、全長が50~100cmにも達する大きなものです

全体に草質でつやはなく、葉柄は長さ15~30cmで基部がふくらんでいます

小葉は卵形~楕円形で長さ5~12cmで葉裏は白味を帯びています

8~9月になると大きな枝先に、小さな白い花を複総状につける花序を一つの枝先に複数つけて咲きだします

秋には、黒い実がなります

     咲き始めたタラノキの花  ( ➝蟻やキンバエが、吸蜜に来ていました )

タラノキの花は、米粒ほどの白い花が密生して咲いています

多量の蜜があふれるため、ハチやチョウなどさまざまな昆虫が集まってきます

この日見たのはキンバエですが、キンバエは、雑木林の周縁部や郊外の人家周辺でよく見られ、腐敗物、獣糞、動物の死体などに集まり、幼虫もこれらを食べて育つ習性からあまり好ましく思われてはいません

金緑色に輝く美しいハエですが、ちょっと不気味な感じを与えます

8月過ぎ大きな枝の先に大きな花芽が出て、大きな総状花序となり、小さな花が沢山開きます

一個の花は5mm位、萼、花弁、雄しべ、花柱はそれぞれ5個づつ、花柄が一箇所から放射状に出し、円を描くように数多く固まって付いています

10月~11月頃になると、実は黒紫色に熟します

タラノキの 花言葉は、「 強い態度 」、「 他を寄せつけない 」   です

幹にある鋭い棘が、花言葉の印象なのでしょう

花は黄緑色がとても綺麗に見えます

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