日々の雑感記によるヘボ・マイ趣味紹介です。
ダッペの悠友ライフ
山菜の珍味シドケが花を持ちました
シドケとは、モミジガサ(=紅葉笠)の別名で、キク科コウモリソウ属の多年草です
春先、茎が20~30cmに伸びます
芽を出した頃の葉は萎めカサに似ており、成長した葉は紅葉の葉によく似ています・・・モミジガサの名はこれからついたもののようです
昨日に続いて、群馬・倉渕川浦温泉地周辺の杉林で、ヤマアジサイを見ながら散策中見かけたシドケを紹介します
シドケは湿気のある林内を好み、特に山深い沢沿いの湿った急斜面などに多く生育しています
シドケの若葉は独特の香りと苦みがあり、山菜通にとっては大人の味としてたまらない野草で、タラの芽が山菜の王様なら、さしづめシドケは山菜の女王様と云ったところでしょうか
私も年に一度は春先採りに行っては、春を味わっています・・・私のシドケの食べ方は、天ぷらと、鰹節をかけてのお浸しです
シドケは数本から数十本の群落を形成し、草高は60~80cmほど、葉は長い葉柄をもって茎に互生し、葉柄は茎を抱きません
花軸がぐっと伸びて、ツボミ一杯のシドケ
成葉は掌状に裂け、表面は無毛で、裏面にはまばらに絹毛があります
シドケの花期は8~9月で、茎の先に円錐花序状にやや紫色を帯びた白色の頭花をつけます
総苞は長さ8~9mmの筒状で淡緑白色、総苞片は5個で、頭花は5個の小花からなり、すべて両性の筒状花です
見つけたシドケは花はまだ開いておらず、薄緑色の筒状のつぼみです ( 下画像 )
大分膨らんだ感じですので、間もなく開くでしょう
筒状の小花の花冠は5裂し、花柱の先は2つに分かれ反り返っているそうです
シドケの 花言葉は、「 罪と罰 」 です
誰が付けたのか不思議な花言葉です
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