投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2010年 9月 3日(金)00時52分20秒
『鎌倉時代の権力と制度』執筆者の2008年時点での年齢を見ると、77・31・34・26・38・32・35・29・34・26・26・35歳となっていて、平均年齢は35.25歳、上横手氏を除く11人の平均年齢は31.45歳ですね。
これだけ世代格差のある論文集も珍しいというか、他に例がないのではないかと思います。
私は数年前、上横手氏にお会いしてほんの少しだけ言葉を交わしたことがあります。
若い頃はきっと剃刀のような秀才だったのでしょうが、「あとがき」を見ると、頭脳は明晰なまま、すっかり好々爺になられたようですね。
この論文集は坂口太郎氏の論文以外にも良い論文が多そうで、週末にまとめて読んでみるつもりです。
また、本郷恵子氏の『物語の舞台を歩く 12 古今著聞集』(山川出版社、2010)も入手しましたが、これも面白そうですね。
『物語の舞台を歩く 12 古今著聞集』
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