生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?:愛:幽玄美:その5:幸福な日々の為の自問自答集

2014年08月23日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
「共感能力の欠如」と言う概念は心理療法ではしばしば研究対象になります。程度の差は各自バラバラですが、極端に相手の気持ちを推察出来ない人は、とかく色々と批判の対象となります。人間、自分の感情以外はだれでも、そう簡単に理解出来ないものですが、人は何故か互いに侮蔑しあうのが好きなようです。さて、歴史上有名な場所に立ちましても何も感じないといって悩む人がいますが、悩む必要はありません。何故、感じているのに、感じないと思うのか、その原因を楽しく分析していくと、旅が益々楽しくなります。心の奥底で感じているいるのに「感じないと悩む」自己分析が、色々の意味で、人間の幸福感に繋がります。特に愛と幽玄と幸福感は日本人にはとても大事な感性ですので、これからの人生の旅を楽しんでいただく為にも、少々解説いたします。感じているのに感じていない、と思うのは少々問題。健全な「共感能力を育てる為に」すこし勉強してみましょう。人に好意を持つ、もちろん、健康な好意で、邪心ではありません。その他者からの好意を邪眼で観たり、解釈したりする素直でない事例の話です。美しく健康的な好意を持つのも、人の自由。その他者からの好意をサラリと感じ取て、素直に有難うと言わない人の話です。生育史が深く関係していますが、素直に、有難う、といったばかりに、図に乗って深入りされた経験が多いのかもしれません。特に男女関係の体験から、人の好意を危険視する男女がいますが、これも意識化と修行の問題かもしれません。他者の事は、ここでは差し置きまして、自分自身が感じる歪んだ感性を直しておきましょう。健全な人の好意は素直にサラリと受け入れる訓練をしておかないと、この愛と幽玄と幸福感はいつまでも健全な喜びになりません。悔いの無い楽しく明るく、爽やかな日々を送る為にも、人の好意をサラリと受け入れる「共感能力」だけは大切にしたいもの。
<自分は何処へ旅しているのだろうか?:379>

テキスト「生き甲斐の心理学:ISBN 978-4-9903527-2-1」はアマゾンでもサンパウロ書店でも全国の書店で販売されています。

「自分の生き甲斐」は「自分で楽しく探究」していきましょう。

いつもクリックして下さり有難うございます。
人気ブログランキング


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 自分は何処へ旅しているのだ... | トップ | 自分は何処へ旅しているのだ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

第15章自分は何処へ旅してるのか?」カテゴリの最新記事