生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?:幸福な日々の為の自問自答

2019年10月27日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
子供のころの愛読書は思い出しても楽しいものですが、大人の心理療法をしていると、無意識の世界でこの時代の不安感が大きく支配しているのが分かります。終戦時、神奈川県葉山町の小学校から新潟県の山奥の村に疎開しました。相撲大会になると農作業で鍛えた友達が強くて、何回挑戦しても負けるのです。悔しくて、もう一度、もう一度と叫ぶので先生に注意されました。葉山ではガキ大将で桃太郎のように強いと勝手に思い込んでいた私は挫折感に打ちのめされていました。この原因は桃太郎への幻想でしたが、このような不安感、挫折感の原型は子供時代に創られています。その原型への治療が成功を早める場合が沢山あります.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする