生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

生き甲斐が見つからない遠因

2009年09月23日 | 第8章:心をのびやかにする方法
心の防衛機制はホモサピエンスであるヒト全てに備えられたシステムで、耐えがたい心の不安が生まれた時、その不安を自動的に解消すべく無意識の世界で早急に平安感に切り替える働きをしてくれます。その作動方法はそれぞれの人の生育史により違います。14の防衛機制の中でも逃避、抑圧、感情転移は深い関連があります。例えば見たくない自分の心から目をそらせ(逃避)、負け犬になっちゃつた、と言う不安を抑圧して何とか心を安定はさせたものの、その悲しみ、劣等感、敗北感を弱者(子供、妻等へ)に向けて暴力をふるい、やけ酒を飲み、鬱憤を無意識に晴らしている男性は沢山います。恐ろしい現実に堂々と向き合い対決する勇気、問題を解決する勇気がないと、いつも問題を逃避し、感情を抑圧し、八つ当たりしていく人生を送り、いつまでたっても本当の幸福、生き甲斐を見つける事が出来ません。自分の逃避くせ、抑圧くせ、感情転移くせを治療する方法は、そのくせを意識し、知覚すると、案外簡単に治ることがあります。意識し知覚するには専門家の援助が必要ですが、上手に治療すると、人生での一番重要な問題に対して命がけで戦う喜びを感じだし逃避、抑圧、感情転移は案外簡単に解決する事例が多いようです。:<心の防衛機制:270-4>:

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