生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

実力以上の愛で狂う人々

2009年06月08日 | 第7章:自分を知る方法
<愛は訓練>と言われています。子供が母を愛し、母が子供を愛する、この段階はいまだ本能的な領域ですが、大人になり社会活動をする年齢になると奉仕活動、福祉医療活動のような大人の愛の世界に突入します。色々の宗教の信仰者を見ると人間の実力を超えた神仏の愛、慈愛をあたかも自分でも出来るかのような錯覚(心理療法では<as,if person:あたかも、何々であるかのような、というタイプ>し、実力以上の愛を注げない自分に悩み、卑下し、ノイローゼになる人が沢山います。人を愛そうと努力される姿には敬意は表しますが、自分の実力を知らない悲劇です。分相応の愛に生きる必要があります。実力を超えた愛を基準に忍耐すると身体症状が出てきます。身体症状を出すような不健全な愛はよくありません。あくまでも平安感、友好的な感情、健康感、幸福感、統御感を感じる範囲での愛を意識し知覚して愛の訓練を楽しみましょう:<我慢・忍耐の基準:249-2>:

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