生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

心理療法家の裏切り!

2009年06月17日 | 第7章:自分を知る方法
心理療法を学び始めた人が陥る大きな裏切り行為があります。それは心因性の病理の原因を探る営みは重要なのですが数週間かけて努力し何とかこれが病気の原因ではないか、と診断したときに、うつかりこうしなさい、と発言したために、その患者さんを失望させ病状を悪化させる事例があります。患者さんは長年苦労して、わけのわからない苦悩と戦っています。あれこれ十分やりつくした挙句の果てに心理療法家を訪ねてくれたのです。患者さん自身が自分からこれが答えだと納得しなければ心理療法はうまくいきません。自分から納得する答えに気付かせるのが心理療法家のコツなのです。治療指導としての途上で<こうしなさい>は相手を傷つけるだけです。答えはこれでしょうか?と言わせないと成功しません。
:<裏切り:251-1>:

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