心理療法をしていて本当に悔しい思いをする事があります。私がどんなに誠実に対応しても或種類の患者さんは基本的な信頼感が欠如している為に、もう一歩と言うところで病院を変えてしまうのです。そのように10年間もあちこちの病院を渡り歩いています。治療にしても、生き甲斐探索にしても人間を信頼する力、神仏を信頼する力、恋人を信頼する力がないと、どんなに愛情を注いでもうまくいきません。人間には信じて見えてくるもの、信じて見えなくなるものがあるのです。信じて初めて見えてくる幸福曲線(平安感、友好的な感情、健康感、幸福感、統御感)があるのです。その種類の患者さんは何かの思い込みがある為に、何かを信じているために、いつも見えているものはストレス曲線(不安感、怒り、身体症状、鬱、錯乱)ばかりです。;<自己主張:250-5>:
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