五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

山元町勉強会ご報告4

2013年09月20日 | 第2章 五感と体感
勉強会二日目は、「自分の旅を語る」がテーマ。

自分の旅とは、一体どんなものなのか?を考える前に、幸福感と幸福の条件の違いを意識化してみました。

自分が幸福になるための条件とは何か?

変えられない過去と現実の生活の中で思い描く自分が幸福になるための条件をこの二年半で整えてこられた方々もいらっしゃれば、そうでない方もいらっしゃいます。

幾らお金が必要か。
健康状態はどうか。
仕事はあるか。

これらについての条件は様々でしょう。

でも、

自分の幸福のための条件を満たすばかりに気を取られていると、「幸福感」という感情を自分が意識することを忘れてしまいます。

統御感    ---  錯乱
幸福感    ---  鬱
健康感    ---  身体症状
友好的感情  ---  怒り
平安感    ---  不安感

上記の幸福曲線とストレス曲線を見て、自分自身の状態を意識化していくことから、自分の幸福感を体感することを試みてみました。
言語化することは慣れていないと難しいので、幸福感を感ずる色を全員に語って頂くことにしました。

皆様の語りは、心打つものばかり。
その幸福感を携えながら「自分の旅」を語って頂いたのです。

語って頂いた内容は差し控えますが、「自分の旅」の概念やぱっと思い付く「旅」は、やはり幸福感を得るための旅をどの方も語っていらっしゃいました。

語ってくださった方々の話を聴き、幸福感が湧き出した方も多かったようです。

理想はいくらでも語ることはできますが、「自分が今現在体験している感情」を語ることは、何かの媒体無くしてはなかなか語ることはできません。

「旅」という媒体を通して、「自分の幸福感」という「体感」に繋がることが、今回の勉強会の私の水先案内人としての目標でした。

「今、自分が何をどう感じているか。。。」を意識化することも、理想と現実のギャップから起こる不安感の取り扱いを上手にしていくようです。

勉強会において、普段の生活の中で人前で言い難い事が自然に口から出てきた方もいらっしゃxったようです。

口から出てきた言霊を皆様が否定も肯定もせず聴かれていたことに、今までの学びの成果も感じさせていただきました。

勉強会を締めていただいた長持唄も生涯忘れないでしょう。
尺八作りをしていると時を忘れ、歳をとることも忘れてしまうと仰られたMさんの奏でる尺八の音色は、民謡の先生が唄う声に優しく添い、素晴らしいコラボレーションでした。
心から感謝申し上げます。

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