五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

怒りの矛先

2013年09月13日 | 第2章 五感と体感
身体も心も成長する中学生の時期は、幼い頃からもやもやと持ち続けてきた感情が、だんだんと形に成って表われてくる頃でもあるようです。

それが思春期であるともいえるでしょう。

親の不和がどれだけ子供に影響するかも、この時期が大事な時期かもしれません。

両親の様子を子供はみています。
お母さんの不安感も感じ取っているでしょうし、お父さんの不安感も感じ取っていることでしょう。

家庭という世界を信じて生きている子供が家庭の中で不安を抱えている時、その子供はどこに不安感をどこにぶつければよいのでしょう。

不安感はいずれ怒りとなって、何らかの発散をし出すようです。他者に向く場合もあるでしょうし、自己否定に繋がる場合もあることでしょう。
その怒りの矛先が、怒りたい相手に直にぶつかっていればよいのでしょうが、どうもそうそう上手くはできないようです。

愛する親に「焦点の合った怒り」をぶつけることは、子供にとってはとても難しいことかもしれません。
大人になっても、いえることかもしれませんが。

怒りの感情表出をどこでどんなふうに「自分がおこなっているか」点検してみると、もしかしたら矛先違いに気付くかもしれません。

人生は修業であるな、と。

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