五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

山元町勉強会ご報告2

2013年09月18日 | 第2章 五感と体感
今回の勉強会も二日間、食事の時間を含め2時間ずつ取って頂きました。
短い勉強時間でありましたが、皆様が集中して講座に参加してくださったお陰で、とても内容の濃いものとなりました。

「生き甲斐の心理学教育普及」をする中で、他者を傾聴することと自分自身を傾聴することは同じであることを理解していただけたと思います。

理想と現実のギャップが不安感を生むこと。
傾聴ではその不安感、「感情」を聴くこと、そしてその感情に理解を示すことが大事であることをお話しました。
仮設住宅での傾聴ボランティアをしていらっしゃる方々の学びも目覚ましく、前回の勉強会で困っていらした限定された50分以内の時間内で傾聴することにもすっかり慣れ、感情を聴くことにより、聴く側の自分と他者の感情の混同による疲労が減り整理して活動出来ていること、そして何よりも傾聴は自分自身の勉強であることを自覚していらっしゃることを口々に言語化され、皆様の勉強熱心さに心動かされました。
実際に傾聴を続けることで成果を感じ、同時に活動されている皆様自身に喜びの感情が溢れていることをお聴きし、大変嬉しく思いました。

「人のために何かをする」ことの度合いは、なかなか難しいものです。
相手と自分との心地良い距離感を知っている人は、人のお話を上手に聴いていらっしゃるようです。

その距離感の度合いは、個性であるのでひとりひとり違います。

自分自身の不安感の取り扱い方法は、他者とは違います。
自分と他者は違うのです。
だからこそ自分を知るための学習をすることが大事なのです。

本当に腑に落ちる答えは自分の内から湧きあがってくるはずです。

一日目は、テキストを使いながら生まれてから今日までの経験により、考え方が育まれ、それが個性となり、湧き出してくる感情にも必ず意味があり、傾向があることを今までのおさらいを兼ねながら、今までの勉強会よりも具体的に行っていきました。

大震災から二年半という月日を生きてこられた方々が、それぞれの現実の中で、考え行動してきたからこそ、具体的な内容の勉強会が出来るようになってきたのだと思うと、感慨深いものがありました。

二日目の勉強会につきましては明日に。。。

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