五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

アニメとマンガ世代の真善美

2013年09月02日 | 第2章 五感と体感
私はマンガ、アニメ全盛世代です。

ひょっこりひょうたん島でワクワクし、テレビアニメのアルプスの少女やムーミンは、私の素地を作っているといっても過言ではありません。

先日、「風立ちぬ」を観ました。

何故か、私自身とアニメの区切りをつけたような気分になりました。
宮崎駿さんが仕事に区切りをつける覚悟の作品であることは見れば直ぐに解ります。

私自身、実際よくよく考えてみると宮崎駿さんのアニメで育てられてきたようなものです。

今やマンガやアニメに触れてこなかった人の方が少数派でありましょう。

インターネットでのゲームやライン等の通信手段で、ますます変化していくことでしょう。

どんなものを使い、どんなものを見て、どんなもので満たされてきたかは、時代によって違うはずです。

人は、楽しいこと、楽なことに向いていきます。

その向いていく先にどのようなものが新たに生まれていくかはわかりませんが、現状のものが永遠に続いていくわけではありません。必ず何らかに連鎖していきます。

人は、身体と心と魂を持ち、普遍的な真善美を求めて命を繋いでいきます。

「自分は真善美のうちの何を大切にして生きているのか」?という問いに、私はいつも「美」と答えています。

この答えにしても、人の数ほどあるものですし、自分の変化によって答える内容が変わることだってあるはずです。

「美」と選び、「その心は?」を答えていくことが自問自答となります。

悔いなく風立ちぬを制作した宮崎駿さんの仕事に敬意を表し、幼い頃から触れてきた良質なアニメに心から感謝しています。

私の答えている「美」と、自分の生育史で見てきたものとが深いところで繋がっているはずなのですから。。。



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