五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

山元町の勉強会ご報告1

2013年09月17日 | 第2章 五感と体感
大きな懐の理事長Nさんに今回もお世話になりました。
今回で第四回となりました。

今までは福島から阿武隈鉄道で角田まで行き、そこから山元町に向かっていましたが、今回は常磐線が浜吉田駅行きに乗り(津波で流されましたが復活)一つ手前の亘理で降りました。

亘理駅は津波の被害には遭っておらず、人の乗り降りの多い駅であるのでタクシーも拾いやすい駅です。改札口に向かうと理事長Nさんがいらっしゃるではありませんか。日中は一時間に一本しかないので到着時間をお知らせしておいたのですが、申し訳ないと思うのもつかの間、車の中で半年分の近況をお聞きすることとなりました。

8月21日に開所式を行った新築の事業所は、二年前に再開した事業所よりも高台にあります。六号線を越え、宮城病院の大きな敷地の少し奥にあります。
津波の被害に遭い、元の事業所は柱だけが残り、その四カ月後には近くの家を直しそこで事業を再開。
多くの人々が高台に家を求めていることで長閑な町も地価高騰。
そのような中でようやく土地が決まり、工事が始まります。でも、今度は職人さんも資材も足りず、工期がどんどん延びていきました。
春に竣工する予定が夏へとずれ込み、ようやく完成したわけです。

ささえ愛山元さんに到着すると、デーサービスの真っ最中。台所では明日の近隣の方々と食事を共にするパラソル喫茶の準備で大忙し。私も早速いつのも黄色いエプロンをつけて、差し入れの山元町名物の昔懐かしの葡萄を洗い、つまみ食いをし、再会したスタッフの皆さんや初めてお会いするスタッフの皆さんのお仕事&お喋りの中に入れていただきました。

毎回勉強会は事業所の業務が終了してからです。
今回はお食事を先に頂き、そこから勉強会入らせていただきました。

2年半という月日が経ち、近況をお聴きしながら9月11日を迎えた後での心境を敢えて聞かせていただくことから勉強会が始まりました。
今までは、なかなか時間の経過による心境まではお聴きすることはできませんでしたが、今回は、「今」の心境に加えて、時間の経過と共に湧き出す心境を語って頂くことを大切にしました。

この続きは、また明日に^^.

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