カルトナージュってご存知でしょうか?
私は数年前にテディベアのお客様に教わって(おまけに作品をプレゼントして頂いて)その存在を知りました。
厚紙で組み立てた箱に布や紙を貼り付けて製作するフランスの伝統工芸で、とっても素敵なんです。
いつかやってみたいなぁと思っていたところ・・・
もうすぐ結婚式を挙げるお友達から願ってもないご依頼が!!
式の時に飾る3段丸ボックスのウェディングケーキをこのド素人の私めが作らせて頂くことになったのです。
張り切って色々調べて準備して初めてのカルトナージュにトライしました。
最初から本番っていうのはさすがにアレなので、まずは試作。
外側の布は上手に貼れるんだけど、内側が・・・
まずケント紙に布を貼って、それを内壁に貼り付けるのだけど、このケント紙の段階が意外と難しい。
ボンドを全面に塗っている内にちょっとボンドが乾いてくる箇所が出てきて、そうするとそこがもうシワになっちゃうのね。
ケント紙はボンドを塗るとその水分で丸まるし、丸箱は内壁一枚の面積が大きいぶん難しいんでしょうね。
一気にやらずに少しずつボンドを貼った方がよかったのかなぁ?でもそれもまた難しそう。
内張りは結局上達せず、下手くそですが、外側は綺麗に貼れました
3段のウェディングケーキ、一番下の段の直径が25cmで、箱の高さは3つそれぞれ10cmです。
お花はウェルカムボードと合わせて花嫁ちゃんが選ぶということだったので、仮置きです。
外側に貼ってある地模様の入った生地、「モアレ」といいます。 けっこうええヤツです。
最初はサテンにしようと考えていたんだけど、サテンってテロテロして扱いにくいので初心者向きじゃない気がしてやめました。
ウェディングパーティーが終わってから自宅で使うことを考えると、このモアレの方が違和感なく使ってもらえそうだし、こちらでよかったかな、と。
一番上の箱の内側です。
小さいのはまだいいんだけど、大きくなるごとにアラが目立ちます
あんまりじっくり見ないでね~!!
でもまあ、我ながら満足であります。
新たなジャンルでの大きな作品を作り終えて、達成感に浸っております。
いつもは使わない脳の部分をいっぱい使った感じ。
本当に楽しかった~
幸せいっぱいの素敵なウェディングパーティーになるといいな