うつそみに羽は重ねむいづれまた静かに抜いて地にかへすため

　　　雨上がり。ひんやりと秋が深く際立つ。






　　　毎日、さまざまに自問自答しながら過ごす。どうしたいか？



　　　どうすべきか？






　　親の看護介護。さきゆきのこと。





　　答えは自分がいちばんよくわかっている。誰に尋ねるよりも。



　　こころぼそいときは、そんなふうに思いなす。





　　自分で自分の相談相手になっている。


　　いちばんたいせつなのは、毎日を丁寧に、きちんと過ごすことだと思う。





　　今日もよい過ごし方をした。






　　感謝。

雨の音を汲むがに街は銀の耳に雫こぼれて心はいくつ

　　雨の音しきり。




　　月並みだけど、ショパンを思い出して。