雪香の星月夜日記

山口雪香の歌がたり、ささやき、ひとりごと

陽(ひ)に晒すきんいろ汗まで風になるケアにたしかな声を選びつ

2010-05-21 18:29:58 | Weblog
 夏日。




 きれいな太陽、じりじりと照りつける。歩けば汗ばむ。


 街路樹の若葉を、あかるい五月の風が吹きぬけた。



 さやさや。






 利用者さんと話すとき、声のトーンに気をくばる。大声と言うのではないけれど、聴き取りやすく発音して、その速度は、早すぎず、また遅くもないように、と。


 この仕事を始めたころは、適切な声の調子がわからず、困惑したっけ。

 
 

 今は、初対面の方でも、にこにこと話せる。はっきりとした声で。

 自分ではそう思っている。聴き取りにくい声にならないように、その都度注意して。



 ささやき声が好きなんだけれど、声は、言葉よりも、感情がこもるから、いろんなシチュエーションで、受容的な心であろうとしている、と思う。

 この方は、なにを望んでいるのかな?

 
 どのくらいが、この方にとって、適切かな?



 自問しながら、ばたばたと働いた、今日も。







 
コメント (2)
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