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プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★副反応より怖い、人流!

2021-06-15 07:44:06 | 日記・エッセイ・コラム
 新型コロナワクチンの副反応について、厚労省は、モデルナ社製で「約10万人にひとり」、ファイザー社製で「約8万人に一人」の確率なので、重大な懸念はないとして、接種計画を変更しない方針だ。

 ワクチンの有効性を疑う余地はないが、治療薬ではないので、万能だと思うのは早計だ。

 私は、感染者数が高止まり状態にある首都圏の人たちが、ワクチンの接種を終え、「これで安心」と気が緩むことの方が、副反応よりも怖い。

 東京オリンピックが始まれば、全国的に人流が拡散するのが必至なので、5月の連休を境に、北海道・沖縄と並んで、金沢でも、首都圏からの観光客で賑わい、感染者数が急増したトラウマを払拭できない。

★東京五輪のPV中止を!

2021-06-14 07:41:09 | スポーツ
 東京オリンピックの開催を巡る世論が、開催反対から賛成に傾斜し始めたが、閉そく感から抜け出たい心理作用による、消極的賛成現象だと思う。

 開会まで、秒読み段階に入ったので、世界最大のイベントに対する期待感が湧いても不思議ではない。

 さて、東京都などが計画している大規模なパブリック・ビューイングに対して、中止や見直しを求める声が相次ぐ中、小池都知事は11日の記者会見で、「意見交換をしながら調整している」と述べた。

 しかし、広大な会場で、イベント・ブースを設ければ、おびただしい人流が出来るのが必然で、新型コロナの感染拡大を招くのは、目に見えている。

 防止対策を重視するなら、小池都知事が、即刻、中止の大号令を出すべきで、「感染状況で判断する」ようでは、開催責任者としての見識を欠く。

★骨太の方針2021(後編):嘘八百

2021-06-13 07:21:16 | 日記・エッセイ・コラム
 アベノミクスの正体は、バラマキ政策で、所得格差をはじめ、社会活動面でさまざまな歪みを生じた。

 累積赤字を膨張させた総括をせず、景気が良くなり株価が上昇したという錯覚を引きずり、夢のような方針を掲げること自体、馬鹿げている。

 古い話だが、厚労省幹部が、豊富な年金原資に目を付け、「金があるうちに使え」と、採算を度外視し、全国にリゾート施設を続々、建設した。

 その後、社保庁の「消えた年金5,000万件」事件が発生し、今なお、救済されない人もいる。

 2025年には、私のような「団塊の世代」以前の高齢者が減っているとの打算が隠されているのではないかと考えると憂鬱だ。"(-""-)"
★大増税時代の到来④アベノミクス失敗
 財務省データによると、「国の借金」は、2018年度末時点で1,103兆円を上回った。対前年度比で15兆円増え、3年連続で過去最大を更新し、増え続けている。 国民一人あたりに置......
 当時の安倍総理は、「私の内閣で、早期に解決し、最後の一人までチェックして、正しい年金をきちんとお支払いをします」と嘘八百を並べた。

★骨太の方針2021(前編):スカスカの骨

2021-06-12 08:03:39 | 日記・エッセイ・コラム
 政府の「骨太の方針2021」の原案に、「2025年度に国と地方をあわせた『基礎的財政収支』を黒字化する」と明記されていたので、目を疑った。

 「新型コロナの影響の検証結果を踏まえ、目標年度を再確認する」との但し書きが付いていても、2025年度は、「団塊の世代」が全員、後期高齢者に突入し、財政事情が好転する要素が全くない。

 「骨太」とは、いったい何なのかと問いたくなる。
★大増税時代の到来③分不相応
 2020年度の当初予算額は、史上最高額の102兆円超。歳出総額は、8年連続で過去最高を更新した。 主な原因は、医療・年金などの社会保障費の増大とされたが、今回のコロナ問題で、......

★政治家の器量

2021-06-11 07:34:17 | 日記・エッセイ・コラム
 東京オリンピック開催について、尾身会長が問題点を指摘したのに対し、政府が敏感に反応した。

 「全く別の地平から見てきた言葉」との見解を示した丸川大臣は、宇宙人かと思わせた。また、田村厚労大臣は、「自主的な研究成果の発表」で逃げた。

 一方、菅総理大臣が、「主催者は私ではない」と述べたが、同じような質問攻めにあい、堪忍袋の緒が切れたと察するが、そこがトップの辛いところだ。

 さて、6月9日の党首討論で、総理が、ワクチン接種完了のめどを「10月から11月にかけて、必要な国民、希望する方すべてを終えたい」と表明した。

 期限を明確にしたのは初めてなので、歓迎するが、オリンピックの開会までには間に合わない。このメッセージを、諸外国がどう見ているのか、気になる。