プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★感染対策と意識の底流

2021-06-29 07:25:38 | 日記・エッセイ・コラム
 東京の新型コロナの新規感染者数が減らない原因は、対策が間違っている証ではないのだろうか。

 高級料亭やクラブで飲食する人たちは、庶民が、乏しい財布の底をはたいて、酒を飲む気持ちを理解出来ないから、営業時間の短縮や入店人数、在店時間等を制限すればよいと勘違いする。

 営業時間を短縮すれば、店の閉店後に「路上飲み」が横行し、「ハシゴ酒」や「がぶ飲み」に流れる心理が作用する。また、規制外の「飲み放題・食べ放題」は、飛沫が拡散するリスクを増幅させる。

 オリンピックの開催期間中、人流や滞留人口を食い止めることは不可能なので、混雑の緩和は、ピークの平準化以外にない。

 飲食店の営業時間を通常に戻し、感染者を出したら「営業禁止」の措置をとる方が、店・客双方の協力を得やすいと思ったりする。

 人は、失敗に多くを学ぶと言うが、失敗に気付くことが大前提にないと、成り立たない格言だ。