プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★ランナーは、無事がいちばん!

2017-02-23 09:13:08 | スポーツ
 3月19日の「第32回金沢ロードレース」は、金沢市内で開催される今年最初のマラソン大会なので、毎年、地元の参加者を中心に、3,000人程のランナーが早春の町を駆け抜ける。

 私も、4回出場したが、今では制限時間がネックとなって、同日、福井市で開催される「足羽川健康マラソン」(10㎞)に遠征している。

 さて、プラチナ・トリオの一角の走友は、今年の初レースを金沢ロード(ハーフ)にしていたが、足の故障で参加を見送ることになった。

 彼は、若い頃から、自分が納得できるまで、徹底的に追い込むタイプなので、年齢相応に適当に運動するのを良しとしない。昨年10月の金沢マラソンからのブランクを埋めようと、ハード・トレーニングに励んだ結果の故障に違いない。

 楽しいレースを見送る無念さを思うと、改めて、「無理は禁物」と自戒している。

★少子化の元凶

2017-02-22 09:53:08 | 日記・エッセイ・コラム
 少子化対策が叫ばれて久しいが、特殊出生率の推移をみると、平成元年(1989年)に戦後最低の1.57を記録し、それ以降も低下しつづけ、平成17年(2005年)には、1.26まで落ち込んだ。

 同時並行的に、高齢化が進み、世界有数の少子高齢社会が到来し、平成22年(2010年)には、遂に、総人口が減少に転じた。

 今や、社会保障制度の維持や労働力不足等の深刻な社会問題を生じている。この間、政府が取り組んだ施策は有効だったのだろうか?

 日本の人口の10%以上を占め、経済的に最も豊かな東京の2015年の特殊出生率が、1.17で全国最下位である点に注目すべきだ。

 これは、神奈川、大阪、京都など、大都市圏に共通にみられ、政府の地方創生策とは裏腹に、若者の大都会指向に歯止めがからない。

 この真因は、社会構造のひずみに起因する現象だが、有効な対策を打てないなら、地方創生を撤回し、大都市で結婚し、出産・子育て出来る環境を整備する選択肢もあり得る。

 これは極論にすぎるが、中途半端なバラマキ施策では、到底、解決出来ない状況に踏み込んでいることを政府は、認識すべきだ。

 
★軽減税⇒少子化税

 昨夜9時、TV画面に「1.42」という数字が映し出された。いつもなら床に就いている時間帯だったが、数字の正体を見届けたい衝動が、眠気を消した。 番組名は、視聴者参加型のNHK......


★東風とともに去るアベノミクス

2017-02-19 09:52:05 | 日記・エッセイ・コラム
 これからの日本を論じる資格を自主返納し、若者の判断に委ねようと決めたのに、またぞろ、悪い虫が騒ぎ出した。

「言うまいと思えど今日も、、」と呟きながら、1年前のブログで予想した通りの展開になり、政治の話題を書きたくなった。

 トランプ米大統領と蜜月関係を築いたと胸を張る安倍総理だが、私には、単なるアメリカ追従を鮮明にしただけに映る。

 昨年の2月、日銀がマイナス金利を導入して1年を経た現在、効果があったかどうか?今や、「この道しかない」と豪語した”アベノミクス”は死後と化し、トランプ大統領の顔色を窺う政策に転換してしまった。

 
★禁じ手:マイナス金利
 昨日16日から「マイナス金利」を導入した日銀。狙いは、アベノミクスの後押しで、企業の設備投資と消費拡大だが、視点を変えれば、まったく逆に作用する。 消費者にとって、低金利ロー......
★アベノミクスの終焉(1/2):雲行き
 昨日、今日の金沢の最高気温は16度前後。寒さに備えて訪れた観光客は、予想外の暖かさに驚きを隠さない。 わが家でも、暖房器具を使わずに快適に過ごしたが、15日には、冬の天気に戻......
★アベノミクスの終焉(2/2):砂上の楼閣
 去年のバレンタインは、土曜日。今年は、日曜日。気温が上がり、去年より8日早く、「春一番」が吹いた。今日は、一転して雪。さながら世情を投射したようだ。★春近し? 今日、“バレンタイ......
 高い内閣支持率は、安倍政権への政策期待ではなく、野党がだらしないからで、当分、政権交代は望めず、漂流時代に入った気がする。

次回更新は、22日の予定。



★春一番と共に、、、

2017-02-18 09:31:15 | 日記・エッセイ・コラム
 新潟気象台は、昨日17日、北陸地方で「春一番」が吹いたと発表した。また、桜の開花は、金沢4月3日との予報で、ようやく、長く厳しい冬が終わりを告げようとしている。

 しかし、暖かい響きと裏腹に、寒い日が続き、本格的な春の到来は、まだ遠い。それでも、自然界の移ろいは、歩一歩、春に向かっている。

 さて、右膝の状態も同期ををとるように、快方に向かい、診察間隔が二週間から三週に一度となり、痛い注射の回数が減ったのは有難い。

 一方、左足親指の爪は、剥がれて4カ月以上経つのに、まだ半分までしか伸びてこず、主治医は、自然治癒を待つしかないと素っ気ない。

 さいわい、運動しても痛みを感じないようになったので、精神的なストレスが消えたが、老化の現実を見せつけられる。

★確定申告を終えて

2017-02-17 09:46:23 | 日記・エッセイ・コラム
 昨日、28年度の確定申告を終えた。ボーナスと無縁になって、20数年も経つと、毎年、数万円の還付金が臨時収入のようで、春にボーナスを貰った浮かれ気分になる。

 考えてみれば、過払い金が戻ってくるだけなので、喜ぶ自分が滑稽だが、年に一度、税制について思索し、政策を評価する機会でもある。

 現政権は、GDPの二倍以上の借金を抱えながら、たび重なる「消費税増税延期」を決め、成長路線をばく進し、高支持率を維持している。

 しかし、国際的には、「アベノミクスが経済成長につながっていない」と、スタンダード&プアーズ(S&P)による日本国債の格付けは、2011年に「AA⇒AA-」、2015年に「AA-⇒A+」へと評価を下げている。

 ついては、外国で、「なくて当然」である各種社会保障制度が、日本では、「あって当然」というものが沢山ある。

 国民自身がそれに気付き、身を削る改革を甘受する覚悟をし、政府が、抜本的な改革を断行しない限り、この国の借金は、今後も雪だるま式に膨張し、破たんする日は遠くない。

★不透明な税制の悲哀
 今年も確定申告の時期がやってきた。この時期、サラリーマン諸氏は、春闘でのベアに関心を持つが、収入を年金に頼っている層は、異なった感慨を持つ。 賃上げやベアがなく、年金額が減額......