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時悠人chosan流処世術

★恵方巻き狂想曲

2017-02-03 10:20:23 | 日記・エッセイ・コラム
 今日は、節分。マーケットやコンビニ等の店頭には、「恵方巻き」のオン・パレードで、本家の寿司屋も事前予約で、売上げ増大に懸命だ。

 私は、恵方巻きを試食したことが無いが、どうして騒ぐのか解せないので、由来を調べてみた。

 節分に巻き寿しを食べる風習は、古くからあったようだが、恵方巻きという名称はなかった。本格化したのは、戦後で、大阪鮓商協同組合で、「土用の丑のうなぎ」に対抗する販売促進策として、「節分巻き寿し」のアイディアを打ち出したのがきっかけで、普及し始めたとされている。

 さて、コンビニで、最初に、節分に巻き寿し販売を始めたのは、ファミリー・マートだが、「恵方巻き」の名付け親は、広島県内のセブン・イレブンのオーナーで、平成元年に初めて登場したそうだ。

 いまや、全国各地で盛んになったが、おせち料理やクリスマス、或いは、バレンタイン等々の時期になると、アルバイターにノルマを課すオーナーまで出てきた。

 欠勤したために、パート代にペナルティを科された問題と言い、日本全体がコマーシャリズムに蝕まれている。アベノミクスなどと、経済一辺倒政策をもう一度、見つめ直したいものだ。