プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★金沢の意外な日本一

2016-12-12 10:00:52 | 日記・エッセイ・コラム
 金沢は、雷回数で日本一。夏場の雷は、夕立ちが降って少し涼しくなるかなと、陽気のせいも手伝い、怖くは無い。

 しかし、冬場の雷鳴は、今にも頭上に落ちそうな轟音が鳴り止まず、金沢生まれの私でさえ、震え上がる。

 気象庁のデータによると、1981~2010年までの年間平均で、42.2日で、東京12.9日の3倍以上。しかも、夏場よりも冬場に集中する。

 遠来の旅行客の皆さんには、魚が美味い季節ほど、雷さまによる手厚く、こわーい、おもてなしが待っているとお覚悟を!

 
★移住体験は冬場に!
 12月に入っても、暖かい日が続き、県外観光客は、「雪吊りの景色を期待していたのに」と、残念がる。また、白山麓のスキー場でも、積雪量が少なく、気をもんでいる。 彼らにはそうで......

★心の発露

2016-12-11 09:42:32 | 日記・エッセイ・コラム
 ボランティアとは、個人の自由意思に基づいて行う行為だが、義務行為に変化するきらいがある。

 周囲から感謝されると、やめたくても引っ込みがつかなくなり、継続することを負担に感じると言った方が正確かもしれない。

 今年は、漱石の没後100年。「とかくにこの世は住みにくい」の心を自己流に噛みしめている。

 
★紅葉の功罪
 12月6日の朝、妻と娘と3人で、琵琶湖に面した長浜城公園内の紅葉を見物していたら、園内の掃除をしている老人に出合った。 妻が、「大変ですね。おかげさまで綺麗な紅葉を見させて頂......


★ボランティアの心
 長浜城公園で、落ち葉掃除をしていた老人の愚痴は、今なお、耳から離れない。 我が町内でも、公園の草刈りをする対価として、活動補助を要求する老人会、或いは、会費を払うが、町内会の......

★安倍総理の通知簿

2016-12-08 08:51:12 | 日記・エッセイ・コラム
 戦後4番目の長期政権となった安倍総理。となると、不遜ながら、通知簿をつけたくなるのが人情というもの。

 先の3人は、佐藤栄作、中曽根康弘、小泉純一郎の3氏。それぞれ、「沖縄・小笠原返還」、「電電・国鉄・専売三公社の民営化」、「郵政民営化、日朝首脳会談」等の顕著な実績をあげた。なかでも、佐藤元総理は、その業績を評価され、ノーベル平和賞も受賞した。

 続投を望まれた小泉総理が、自民党総裁任期を理由に辞したのと対照的に、党則を改正して、最長記録を更新しようとしている安倍総理。

 その成果はとなると、何も思い浮かばない。政策の根幹をなす「円安・株高」は、原油安や米中・EU等の経済情勢によるもので、日本の自力で操作できない事を実証し、新規事業も育たないままで、アベノミクスは、失敗した。

 驚異的な高支持率を維持するる安倍総理なら、原発を廃止し、エネルギー政策の大転換も可能だったが、もはや絶望的だ。せめて、「憲法改正」ではなく、「北方領土返還」であってほしいが、よもや、選挙の回数で記録を作ることが無いようにと願っている。

 次回更新は、11日の予定。

★IRは亡国の愚策!!

2016-12-07 08:46:32 | 日記・エッセイ・コラム
 お蔵入りしていた「IR(統合型リゾート)」法案が復活し、12月14日にも成立? いくら議員立法だといっても、審議時間が短すぎる。

 アベノミクスの成長戦略の柱の一つだったTPPの成立が困難になった途端、IRにすり替わった印象を受ける。

 カジノの代表格ラスベガスの売上高は、わずか2兆円弱。世界一のマカオにしても、3.5兆円で、最近、中国人客が減少し、かげりが見えていると言う。韓国では、17か所で2,800億円に過ぎず、一部、ゴースト・タウンになっている。

 一方、日本のギャンブル事業は、すでに競馬・競輪・競艇・TOTO・パチンコ・スロット等があって、その売上高は、39兆円にも達する。

 現状でも、ギャンブル依存症や反社会的勢力の介入等の負の側面が指摘されており、カジノには拒否感を禁じえない。

 外国人観光客の懐を狙う算段のようだが、カジノを目的に来日する一般観光客はいない。仮に統合型リゾート施設を容認しても、日本固有のパチンコの方が関心を引く可能性が高く、カジノに拘る必要はない。

 高齢化や人口減が進むなか、カジノ事業の功罪と採算性について、国民的な議論を通じて、慎重に検討する時間が必要だ。

★大山鳴動して、、?

2016-12-06 08:46:53 | 日記・エッセイ・コラム
 東京五輪の競技会場見直しの結論が、当初案に落ち着きそうなので、記者が「大山鳴動して、、?」と質問したのに対して、「それは言い過ぎじゃありませんか」と、むっとした小池都知事。

 意思決定の透明化を武器に見直したが、議論することを目的化してしまったのでは、自己満足でしかない。この間に要した人件費や付随経費、時間を金額に換算したら、膨大な無駄遣いになる。

 高支持率を武器に、都政改革を訴えているが、選挙戦で約束した離島や奥多摩地区の活性化策や待機児童、高齢者対策等は、まったく音沙汰ない。

 例えば、難航している幼稚園や保育所の用地問題。既存の発想から脱却して、「都民ファースト」で考えるならば、都内の養護老人施設を大島や八丈島等に移設し、その跡地を転用すればよい。

 用地問題は解決するし、離島に大きな医療設備が出来て、島民の医療や雇用面で貢献し、島も活性化し、新たな楽園が誕生する。

 8月3日付けの小ブログ「小池新都知事の処世術」で、「私がもっともなって欲しくない候補」と書いた通り、恐れていた迷走劇が起きている。