プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★日本の家計簿:矢が尽きたか?

2015-08-25 09:21:37 | 日記・エッセイ・コラム
 内閣府が発表した4~6月のGDPは、年率換算で、「▲1.6%」。政府は、輸出減と天候不順によるもので、一過性と楽観的だが、GDPの柱となる個人消費の冷え込みは、もっと根が深い。

 生活物価は、消費税アップの3%以上に、便乗値上げが目立ち、来春のさらなる消費税+2%を控え、消費者の節約志向が加速するのは間違いない。

 また、海外に拠点を置く企業の収益が、国内の設備投資や、賃金に還元されないことを指摘する向きもあるが、中国経済の減速や先行き不透明な景況感を考慮すれば、内部留保に回すのが経営者の定石。

 一方、財務省が発表した国の借金は、すでに1,057兆円を超え、過去最高を記録した。対前年比でも28兆円以上の増になる。

 「経済成長無くして、財政再建無し」の立ち場を固持し、公共投資と金融政策で円安・株高を誘導して来た「アベノミクス」が、無謀な政策であることの証明時期が到来した気がしてならない。

★基地のリスクと安全

2015-08-24 09:00:11 | 日記・エッセイ・コラム
 今日の未明、相模原市の米陸軍相模総合補給廠内で爆発火災が発生したが、駆けつけた消防車は、放水しなかった。

 倉庫内の物資の保管状況が不明で、米軍消防と協議し、延消の心配も無かったからだそうだが、火災時でも日米地位協定が壁になった。

 また、22日、静岡県御殿場市の東富士演習場で、陸上自衛隊の予行演習中、戦車が発射した演習弾の破片で、見学していた男性2人が負傷した。

 富士のすそ野に詰めかけた約26,000人の見物客は、実戦的演習をどんな思いで見たのだろうか?

 基地と向き合うリスクと問題の全体化が必要な点では、米軍基地が集中する沖縄県民のみならず、小松航空自衛隊基地や陸上自衛隊金沢駐屯地を抱える石川県や、その他の地域にとっても、共通のはず。

 興味本位では無く、現在、国会審議中の安保法案に対する関心を喚起する契機になって欲しい。

★終活と厄介な存在

2015-08-23 09:47:24 | 日記・エッセイ・コラム
 「就活」ならぬ「終活」にいそしむ年代に突入すると、一番厄介なのが、物の処分。

 さいわい、夫婦とも、物欲希薄なので、記念の品数は少ない方だが、それでも、捨てようとすると、作業がはかどらない。

 一方、思い出は、なかなか消せない。訪ねた土地がさま変わりした光景を見ると、無意味と承知しつつ、過去の映像と重なってしまう。

 世の万物が、一瞬たりとも留まることがない道理を理解していても、思い出が頭をもたげる。

 昨年、年賀状を交わす義理ある人達に、「過ぎし日の 記憶にすがり老いるなら まだ見ぬ夢を追いて 走らん」と書き送り、決別した。

 しかし、かさばらない「思い出」を消す必要もない。これが人間の煩悩と心得、好きな「方状記」を復誦し、「終活」に励むしかなさそうだ。

★知られざる議員特権?

2015-08-21 16:44:34 | 日記・エッセイ・コラム
 自民党を離党した武藤議員。某週刊誌が報じた「国会議員に未公開株を購入出来る特権」があるとは。

 本人は、「事実無根」と否定しているが、与党内からも「説明責任を果たさない限り、議員辞職を」との意見が出ている。

 従来から、国会議員の特権については、さまざまな議論を呼んだ。しかし、一般市民の常識で測り知れない永田町の文化は、一向に改善される気配が無い。

 痛くも無い腹を探られるのを避けたいなら、自民党が「参考人招致」を提案してもよさそうなものだが。谷垣幹事長の「50年も前の話」を聞くと、今回の事件は、「ひょっとして、、、」と疑心暗鬼に陥る。

★2015下期のレース計画

2015-08-20 08:37:31 | スポーツ
 夏バテ気味の身体に喝を入れるため、今年下期のレース計画を立ててみた。

 この10年間、1年を二分し、上期は6月上旬の千歳、下期は11月末の小豆島を不動のメインとして来たが、72歳の節目に、見直した。

 千歳・小豆島とも、コースが起伏に富んでおり、かなり厳しいコース。11月29日開催予定の「小豆島」で、私は、ハーフから10㎞の部に変更(妻はハーフ)。

 さて、観光重視の老夫婦にとっては、何と言っても開催場所と時期が決め手。数年間、エントリー出来なかった「諏訪湖マラソン」(10月25日)を初めてゲット。

 北陸新幹線の開業で、アクセス時間が大幅に短縮されたので、アフター・レースの楽しみが広がった。

 数日前、「第36回ランニング桜島」大会(12月6日)の開催通知が届いた。現在、警戒レベル4の状況下で、2月から12月に繰り上げ開催出来るのだろうかと、心配している。

 いずれにせよ、目標を設定しないと練習をさぼりがちな気紛れランナーなので、諏訪湖・小豆島のレースに合わせ、調整レースを組むつもりでいる。