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★残暑の悪夢②税金

2015-08-11 08:29:31 | 日記・エッセイ・コラム
 消費税10%を7カ月後に控え、日本の税金は高いのかを調べてみた。

 財務省の「国民負担率(対国民所得比)の内訳」(2012年度)で、日米英独仏瑞を参照。内訳は、社会保障負担率・資産課税・消費課税・法人所得課税・個人所得課税の5項目。

 トータルで、国民の負担率が一番高いのは、フランスで65.7%、2番目がスウェーデン56.1%、3位ドイツ52.2%、4位イギリス46.7%、日本は5位で40.5%、アメリカは、31.1%で一番低い。

 国ごとに、社会構造や福祉制度が異なるので、一律に評価出来ないが、日本は決して高くなく、複雑な税制が、負担の不公平感を生んでいる気がする。

 例えば、耕作放棄地が増えた主因は、高齢化より税金の優遇措置。2013年の固定資産税の全国平均は、「農地68円vs宅地35,612円」(1㎡あたり)。全国で約40万haもある耕作放棄地を宅地に置き換えると、ハウ・マッチ?政府は、来年2倍にすると言うが、、。

 さて、海外へ脱出する超富裕層は、「日本の伝統・文化・食は大好きだが、自分の納めた税金が、有効に使われていない」と、異口同音に不満を漏らす。

 全国で2番目に住みよいと評される「野々市市」のホームページ(Where does my money go?)で、自分の年収を入力すると、「市税額と使途1日当たり金額」等が表示され、納得感が生まれる。

 税負担の公平性と透明性を担保するためには、使い方を公開するのが決め手と言えそう。