goo blog サービス終了のお知らせ 

プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★それぞれの思い

2012-03-12 10:35:04 | 日記・エッセイ・コラム

 忘れようの無い、否、忘れてはいけない「3・11」は、人それぞれの思いが交錯する。被災者を悼む追悼式や反原発デモなどは、災害の悲惨さを想起させ、心が重くなる。

 当事者の悲しみは察して余りあるが、前を向いて動き出したニュースに接すると心が救われる。人の心は、理屈で割り切れるものでないが、悲しみに暮れるだけでは何も生まれない。

 そんな時、あの方丈記の前文「ゆく河の流れは絶えずして しかももとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは かつ消え かつ結びて 久しくとどまりたる例しなし。世の中にある 人とすみかと またかくのごとし」を口ずさむ。

 「無常観」を体現する難しさを噛みしめながら、利害相反する者同士が、我欲に拘れば拘るほど、国の財政を圧迫し、行政をいびつなものにしていることに思い至り、やるせない気持ちになる。


★「古稀フル」に向けて

2012-03-09 09:47:48 | 日記・エッセイ・コラム

 一昨日の午後、「古稀フル」を約束した友人夫妻と対象レースを絞り込み、ターゲットは、2013年10月第一週に青森県で開催される「弘前・白神アップルマラソン」に決定した。

 今年の7月で69歳になる身には、いささか早い気もするが、この年齢になると、準備期間を十分とって相応のトレーニングを積み重ねる必要があるし、また、目標を設定することでモチベーションのアップにもつながる。

 10年前にサブ4を目前に、予期せぬ病気で倒れ、1年半の空白期間をおいて60歳で復活後は、5時間の壁すら遠くなった。ましてや、持病を抱え、この先、何が起きるか分からない。

 フルマラソンを完走出来ない現状のまま、70歳の大台に乗れば、一層、過酷になるのは目に見えている。今後を占う意味合いにおいても、18日の「板橋Cityマラソン」での内容が重要で、セルフチェックをしながら走りたいと、気合いを入れ直している。


★最後のLSD

2012-03-08 09:51:10 | スポーツ

 中二日の休養をとったおかげで、昨日は体が軽く感じられた。しかも、気温11度と絶好のジョギング日和だったので、最後のチャンスとばかり、2時間走に挑戦した。

 大会まで二週間を切ったら、長時間走は疲れを残すので好ましくないと言われる。が、走りこんでいない私にとっては、その分、体の蓄積疲労が少ない。

 車の往来が少ない道を選び、日頃、走ったことが無い田園地帯を走ったら、あぜ道の山野花に春の気配が漂うのを肌で感じた。

 距離的には、18㎞程だったが、150分間頑張り切れたのも、いつものジョギング・ペースより更に遅いスピードに徹したから。完走が覚束ない18日のレースだが、「30㎞4時間」を目標に、楽しく走りたい。


★分割走

2012-03-05 08:52:15 | 日記・エッセイ・コラム

 向こう一週間、再び天気が崩れるとの予報が出ていたので、2日連続で好天に恵まれた昨日、午前と午後の二回に分けて、外でのジョギングを行った。幸い、前日の90分間走の疲れもなく、このタイミングを逃してはなるものかと、気合いが入った。

 スローペース(8分/㎞)の一人ジョグだったが、容赦なく吹きつける冷たい風に耐えきれず、100分走で午前の部を終えた。昼食を挟み、午後2時過ぎから妻と一緒に約1時間走ったところで、雨が降り出したので、ジムの風呂で冷えた体を温めて帰宅した。

 トータル20㎞程でしかなく、十分ではないが、前日のような筋肉痛が起きなかったことが収穫だった。今日は、予報通り、朝から雨模様なので、休養日にあてたい。


★春めく

2012-03-03 14:39:13 | 日記・エッセイ・コラム

 3月18日の「板橋Cityマラソン」に向けて、走り込み不足で最悪の場合、棄権を考えていたが、徐々にではあるが、金沢の気候も春の訪れを感じさせるようになってきた。

 あと2週間となり、疲労を抜く時期なのに、追い込む練習をせざるを得ず、気ばかり焦ってしまう。今日の午前、2時間走に挑戦したら、1時間20分を過ぎた頃から左足が痙攣し、90分間で中止した。

 今までなら、どんなレースでも目標タイムを設定出来たが、今度ばかりは全く目途が立たない。完走はおろか、何キロまで足が持つかが自分でも測りかねている。

 それでも、自分の両足で台地を踏みしめることが出来ることに感謝し、「老いてなお 走る楽しみ 学びたり」と、詠んでみた。