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時悠人chosan流処世術

★感動の本質(番外編):五輪至上主義の見直し

2021-07-30 07:54:02 | 日記・エッセイ・コラム
 2020東京オリンピックは、異例づくめの開催になり、素直に喜べないが、各国代表の選手たちが、しのぎを削る真剣さに救われる。

 しかし、表彰式会場には、勝利の栄誉を祝福する観客の姿が無く、選手が自分でメダルを受け取る光景は、祭典の華やかさを欠き、感動も失せ気味だ。

 さて、「2019年ラグビーW杯」は、日本がアジアで初の開催国となり、日本チームの活躍で、「にわかファン」が増え、ラグビー界に革命を起こした。

 国際統括団体ワールドラグビーが、「これまでで最も素晴らしい大会」と高く評価したのも、ラグビー後進国と評価されていた日本選手が躍動したからだ。

 オリンピックは、「選手間の競争であり、国家間の競争ではない」という五輪本来の理念に立ち返れば、開催国が、国威発揚のために莫大な費用を負担するオリンピック至上主義を見直す契機にすべきだ。


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