ある日、楽屋に訪ねて来た老人が「いつ聴いてもいいですねぇ」と、言ってくれた。
「有難うございます」と応じると、「『芝政』は、何度聴いてもいい。途中で涙がとまらなくなるんですヨ」。「あのー、私、『芝政』はやってないんですよ。」「いーや、私は覚えてますよ」。
「私は『芝政』はやらないんですよ」、「いーえ。確かに聴きました。先月、横浜で」。(間をおいて)「先月、私は横浜には行ってないんです」で終わる。
ある人は、「勘違い」と受け取り、また、ある人は、認知症と考える。ひょっとしたら、「昇太さん、物覚えが悪くなったねぇ」と思う人だって、、、。
それ以上の説明をしなくても、客の方で、おおよその察しがつけば、それでいいのだ。そして、会場は、爆笑で応える。それが「オレスタイル」の落語の真骨頂だ。笑いに理屈は要らない。(^^♪(^_-)-☆
「有難うございます」と応じると、「『芝政』は、何度聴いてもいい。途中で涙がとまらなくなるんですヨ」。「あのー、私、『芝政』はやってないんですよ。」「いーや、私は覚えてますよ」。
「私は『芝政』はやらないんですよ」、「いーえ。確かに聴きました。先月、横浜で」。(間をおいて)「先月、私は横浜には行ってないんです」で終わる。
ある人は、「勘違い」と受け取り、また、ある人は、認知症と考える。ひょっとしたら、「昇太さん、物覚えが悪くなったねぇ」と思う人だって、、、。
それ以上の説明をしなくても、客の方で、おおよその察しがつけば、それでいいのだ。そして、会場は、爆笑で応える。それが「オレスタイル」の落語の真骨頂だ。笑いに理屈は要らない。(^^♪(^_-)-☆