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時悠人chosan流処世術

★民意とは、、、

2019-02-25 09:34:28 | 日記・エッセイ・コラム
 沖縄県の県民投票の結果は、私の予想をはるかに上回り、辺野古への移設「反対」が43万4273票と投票総数の71.74%を占め、県民の総意を反映した。

 過去、原発の誘致や核処理施設、或いは、自衛隊基地等の是非を問う住民投票が各地で実施されたが、一種のガス抜きの色彩が濃かった。

 ましてや、安全保障政策は国の専管事項で、地方自治体がいかなる民意を出そうとも、「丁寧な説明で理解を得る」として来た政府が、その基本姿勢を変えることは期待できない。

 ついては、「民意」とは、そもそも何ぞやとなるが、具体性を欠く曖昧な概念で、為政者側が政策の正当性を主張す際に常用する用語に過ぎない。

 自民党の岸田文雄政調会長は、「結果を真摯に受け止める」とコメントしたが、普天間の危険性除去のためには辺野古移設が唯一の解決策との立場を堅持する政府が、方針を変える筈もなく、虚しさが募る。(-""-)