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時悠人chosan流処世術

★アメリカ・ファーストに学べ

2016-11-10 09:44:49 | 日記・エッセイ・コラム
 国内外のメディアは、アメリカ大統領選の結果を「想定外」と報じているが、番狂わせではあっても「想定内」だった。

 トランプ候補の言葉は、直截的で、既存の政治に不満を持つ多くの国民の心に響いた結果に過ぎない。暴言は、品位の問題で、政策の評価とは異なる次元。メディアは、興味本位での報道を慎むべきだ。

 さて、日本政府は、日米関係の歴史的経緯等の不知に戸惑いを隠さないが、アメリカ国民が、「アメリカ・ファースト」で、国を建て直すと訴えるトランプ氏のがむしゃらな姿勢に票を投じた現実を直視すべきだ。

 彼が、経営者として成功した事実は、今後、経営者の視点で、国の政策を立案・推進するということ。安倍総理の外柔内剛外交では、ほぞをかむことになりかねない。

 フィリピンのドゥテルテ大統領のアメリカ政策見直しは、真の独立国家を目指す上で不可欠なハードル。日米同盟を金科玉条として、アメリカの傘の下で、ご機嫌取りをする日本政府の正念場が到来した。