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時悠人chosan流処世術

★2009年の回顧①~世相~

2009-12-22 09:40:24 | 日記・エッセイ・コラム

 今日は、「冬至」。今年も余すところ10日。日本漢字検定協会公募の「今年の漢字」は「新」になった。政権交代や新型インフルエンザ、エコカー減税・裁判員制度の導入等々の世相を反映した。

 過去の漢字を並べると、一連のつながりに気付く。漢字一文字といえど、時の流れ、社会の変化を上手く表現していると感心する。

 ちなみに、2007年は「偽」で、2008年は「変」だった。偽装・偽造・疑惑等で揺れ動いた2007年の「偽り」から、2008年は色んな変化があった。ガソリンの価格変動や雇用需給変動、世界金融情勢の変化等、暗い話題が多かったが、オバマ大統領誕生の「change」は、未来(=新)への期待を抱かせた。

 2008年の「変」のうねりから「新」への期待が噴出した。「偽」「変」に象徴された自公連立政権が崩壊したのが2009年秋。国民が求めた新たな出発からまだ3カ月。大きな流れをせき止め、方向転換することは容易ではない。マスコミは、内閣支持率急降下や総理のリーダーシップ不足を問うが、早計だ。もう少し寛容の心をもって、「新」年以降に「真」の成果を問いたい。