千恵子@詠む...................

リンクにて開く世界は万華鏡 あれやこれやと交差の果てへ

「半落ち」は刑事検事と判事らの 思惑めぐる横山秀夫

2014年12月30日 | 詠む

「半落ち」 横山秀夫 講談社文庫

妻殺しの警官。澄んだ目をしている警部って彼、警察幹部じゃん。

半落ちとは、はんぶん自白。なぜ自白しないのか。

各担当者の視点から、辿っていく。進んでいく。

ベテラン取り調べ刑事、特捜出身の志たかい検事、記者クラブ10日出入り禁止になる新聞記者、都落ちした弁護士、悩みつきない裁判官、定年間近の看守。

関係性を活写していて、けっこうおもしろかったが...最後が納得いかないものがあった。

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