李相日監督だから、見た。「悪人」(2010)「怒り」(2016)だもんね。
原作が素晴らしいの。それを150分の映画にすると、コンパクトな感じ。
恋人の暴力は三回が一回に減ってるし。その分、世間、マスコミ、警察の酷さが際立って感じる。
フライヤー右側の文くん。なんか、ぼーっとしてて分からんちん顔。
ロリータコンプレックスが病気という設定になってる。病気なんかい?
昔は同性愛は病気と扱かわれた、駆逐の対象とか。
今はLGBIQとか性的指向の其々が増えてきてる。わしには覚えきれないくらいに。
ロリコン。それ自体は病気じゃないと思うけど。
相手の尊厳を踏みにじった性交渉をしたら、犯罪。
文くんは、そんなのしないもん。
その遠因なのか? の鬼母役は、内田也哉子が演じていた。ふと樹木希林に似てたので、びっくり。