うー、基本なので映画公式サイトにリンク貼ったのだが、日本版は「お子さま&ディズニー帝国」モードなので悲しくなってしまう。あー、日本やだやだ。金儲けのために映画芸術を虚仮にしてると、敗退するぞ(もう、してるか)。
クライマックス場面で歌われる、ジョローナ。映画を見ないひとには微妙に分からないだろうが、警備員に追い込まれ、いっしょけんめい舞台で歌うが偽善者悪漢野郎が絡んでくる...骸骨ねえちゃん姿に千恵子@涙ぼうぼう。
本作の主題は、死者に逢う。死者たちが、わいわいがやがや。白骨じょうたいなのに、おでも骨に「きれいな花のペインティング」してたりして、おしゃれ。
生者と死者の心の繋がり。「死者の日」があるんだね。にぎやかに、きれいに。
実は、古いメキシコ映画への尊敬。さらには68年メキシコシティ トラテロルコの広場で学生集会に陸軍が無差別発砲し、150人以上が殺された事件を、運動参加者の証言で構成した本を出したエレナ・ポニアトウスカがゲスト出演しているなど深い思い入れが入ってるらしいのだが、どこの場面か分からなかった。分からなくても楽しめるのだが。
映画のときは、いつもチラシを添付するのだが、今回はメキシコ文化に経緯を表して「カトリーナ」ねえさん。