千恵子@詠む...................

リンクにて開く世界は万華鏡 あれやこれやと交差の果てへ

総務省ブンブンからの召喚状 そして「日没」桐野夏生よ

2020年11月23日 | 詠む

「日没」 桐野夏生  岩波書店

さすが桐野。震える、凍える近未来。いや、現実が近づいていく怖さ。

第4章というか最終章は、「転向」。拘束衣を着せられた地下二階の怖さは、半端ない。

共謀罪うんぬんが気になるひとには、ぜひとも読んでもらいたい小説。

余談。落語の愛宕山って、知らなかった。そういうのも親しみたいな。

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