「感染領域」 くろきかずや 宝島社
トマト。90年代に遺伝子組換えにより初の商用化した作物フレーバーセーバー。新自由主義の渦のなかのトマト缶「黒い真実」おそろしや ジャン=バティスト・マレ書く報告記などなど衝撃を受けてるわたしは、トマト・バイオサスペンス読む詠む。
30年ほど前になるか、篠田節子のデビュー作「絹の変容」。その後は、バイオテクノロジーものって、20年位まえが最高に面白かった。外国のマイケル・クライトン、あと名前を忘れちゃった作家。喉元まで出かかってるのに思い出せない。何冊も読んだなあ。リチャード・プレストンとか。わくわくして読んだ。
日本人のは、小細工で展開するので好きくない印象。そ、本作も、なんだかライトノベルっぽいせいか馴染めなかった。
せっかく、トマト。TPP展開ちゅう、遺伝子組み換え批判作なのに...残念至極。