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千恵子@詠む...................

リンクにて開く世界は万華鏡 あれやこれやと交差の果てへ

「バイス」には悪徳の意味あるんだと 副大統領ベール怪演

2019年04月08日 | 詠む

映画「バイス」

クリスチャン・ベール。バットマンの精悍な肉体の欠片もない20キロ増量に驚愕してたら、過去には更に凄かったんだ。

バットマンの精悍な肉体の欠片もないぞ。

2004年の『マシニスト』では1年間寝ていないという男を演じるため4カ月で30㎏の減量を敢行。

その直後の『バットマン ビギンズ』では屈強な肉体を作るためにそこからおよそ45㎏の増量。

2010年の『ザ・ファイター』では13㎏減量し、頭髪を抜き、歯並びを変えた。

2014年の『アメリカン・ハッスル』では20㎏増量する

で、ディック・チェイニー副大統領をやる。日本人には馴染みがないけど、子ブッシュ911のときの「バイス」

1日5時間近くメーキャップトレーラーに詰めて顔を作る。うん、似てるなあ。でも何より似てるのは演技なんだろう。でも元の喋りを知らないから分からないけど。

ぼんくらブッシュに代わって新自由主義を、びしびし実践。

チェイニー20代酔っ払いの屑野郎から60代までを描く。

優秀な妻が重要な役割を果たすが、ロマンチック・ラブ・イデオロギー。ああ、ここにもか感。

なんと下院議員ドナルド・ラムズフェルドの下で政治の裏表を学んでいく。そして彼を超える才覚を身につける。

なつかしコリン・パウエル、国連演説は自称さいあくだったんだ。米国に詳しかったら、もっと楽しめるだろうなあ。

日本では、絶対にできない種類の社会派コメディー映画、アダム・マッケイ監督に拍手。

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