千恵子@詠む...................

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慰安婦の「主戦場」は何処だろう ミキ・デザキ撮るドキュメンタリー

2019年04月22日 | 詠む

映画「主戦場」 英題:The Main Battleground of the Comfort Women Issue

>あなたが「ネトウヨ」でもない限り、彼らをひどく憤らせた日系アメリカ人YouTuberのミキ・デザキを、おそらくご存知ないだろう。ネトウヨからの度重なる脅迫にも臆せず、彼らの主張にむしろ好奇心を掻き立てられたデザキは、日本人の多くが「もう蒸し返して欲しくない」と感じている慰安婦問題の渦中に自ら飛び込んでいった。

チラシ。公式サイトに、こう書いてあった。YouTuberだったんだ。知らなかった。クラウドファンディングで作ったんだ。監督、脚本、撮影、編集、ナレーションと。

テンポが早い。画像のチラシだけで5×5=25人。実際には30人近いひとたちが出てくる。朴裕河は鬼門なんだけど、編集の妙というのかな。めくるめく展開。あれよあれよと2時間超。後半は、しみじみ恐ろしい現実に気づく。

初日に見参、ミキ・デザキ監督あいさつ。いい男。1983年米国フロリダ州生まれの日系米国人二世。2007年に外国人英語教員として来日し、5年間にわたって日本の中学や高校で授業を行なってきた。その後、タイで仏教僧になるための修業を積み、YouTuberとしても注目を集めるなど非常にユニークな経歴を持つ。上智大学の大学院の卒業制作らしい。

キネマ旬報、99頁。想田和弘、両論併記の分析に、なるほど。

参考 中村一成インタビュー

池田香代子インタビュー

 

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