千恵子@詠む...................

リンクにて開く世界は万華鏡 あれやこれやと交差の果てへ

イラク戦...影さすなかでV.I.の 苦闘どきどき「ウィンター・ビート」

2013年12月31日 | 詠む

ウィンター・ビート」 サラ・パレツキー 早川文庫

シカゴの元弁護士の女探偵、V・I・ウォーショースキー。

80年代に第一作で魅了されていらい好きな探偵第一位。

民間軍事会社、性差別、さまざま問題を孕みながら事態は進む。

ミステリーなので筋書きは秘密。

老い、恋人、定番の隣人、娘のような年齢の従姉妹など周りの人物模様も秀逸。

「私は負けない-「郵便不正事件はこうして作られた』の村木厚子さんも獄中でV・I・読んだってね。

なお前作「ミッドナイト・ララバイ」でこんなことを書いた。

>いつもの表紙絵イラストが、わかい姉ちゃんに変わっている。V.I.のイメージ、それも40代後半に全く合わない。題名も悪いし、愚かすぎるぞ早川書房。

今回も50歳近い設定なのに、イラスト若すぎ。でも雰囲気いいなあ。なお、原題は「ボディ・ワーク」

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