シカゴの元弁護士の女探偵、V・I・ウォーショースキー。
80年代に第一作で魅了されていらい好きな探偵第一位。
民間軍事会社、性差別、さまざま問題を孕みながら事態は進む。
ミステリーなので筋書きは秘密。
老い、恋人、定番の隣人、娘のような年齢の従姉妹など周りの人物模様も秀逸。
『「私は負けない-「郵便不正事件はこうして作られた』の村木厚子さんも獄中でV・I・読んだってね。
なお前作「ミッドナイト・ララバイ」でこんなことを書いた。
>いつもの表紙絵イラストが、わかい姉ちゃんに変わっている。V.I.のイメージ、それも40代後半に全く合わない。題名も悪いし、愚かすぎるぞ早川書房。
今回も50歳近い設定なのに、イラスト若すぎ。でも雰囲気いいなあ。なお、原題は「ボディ・ワーク」